本部長の部屋
携帯サイトへジャンプ!
【航海日誌(21年7月)】
  〜 東郷平八郎記念日、
      瀬戸口藤吉翁記念行進曲コンクール〜
こんにちわ。本部長の村上です。
5月24日(日)、鹿児島が生んだ世界の提督、東郷平八郎元帥の記念式典が、多賀山公園にある墓前にて、かもめ会(名将「東郷平八郎」を讃える記念の会)や水交会を中心とした実行委員会によって盛大に開催され、これに列席させていただきました。
鹿児島では西郷隆盛公の名前は誰もが知っているほど有名です。一方、東洋の小国であった近代日本が大国ロシアとの戦いにおいて、その勝敗を決する日本海海戦を指揮した東郷元帥は誰もが知っているというほどではありません。他方、海外では、「陽が沈むところはない」と言われた大英帝国発展の礎となった、スペイン無敵艦隊を破った英国艦隊の指揮官で、首都ロンドンの中心街のトラファルガー広場に銅像が立つネルソン提督などと並び称され、世界の偉大な提督として知られています。

【東郷元帥肖像画】
特に、ロシア帝国に苦しめられていた近隣の国々では、国を代表するビールの名前に使われるほど有名であり、また、同様にトルコや中東諸国が親日的なのは、日露戦争における日本の勝利を自分のこととのように喜んだからと聞いています。
日系移民が多い南米大陸では、日本人は東洋の小国日本からの単なる労働力としてしか見なされず、劣悪な労働環境下にあった中、ロシアを打ち破ったことで飛躍的に地位が向上したと聞きます。ちょうど私の2期先輩に元帥のお孫さんが居りますが、彼が練習艦隊の実習幹部として南米方面を訪問した際、盛大な歓迎式が行われたそうです。
それほど有名な元帥がその郷里であまり知られていないのは誠に残念です。
また、6月6日(土)には、「守るも攻めるもくろがねの…」で有名な軍艦行進曲を作曲した瀬戸口藤吉翁の出身地である垂水市で、国内唯一の行進曲だけの吹奏楽コンクールが開催されました。その前日の5日(金)には、翁を祭る下宮神社での表敬演奏、同夕には「偲ぶ演奏会」が海上自衛隊呉音楽隊により行われ、多くの市民の方に音楽隊の実力を確認いただきました。
このほかにも、海軍特攻基地をはじめ鹿児島には海軍ゆかりの地が多数あり、また、近代日本建国の偉人たちを多く輩出している土地であり、自衛隊では多くの隊員が現代日本を知るため研修させていただいています。
海上自衛隊では、国を守る組織として、軍艦旗(自衛艦旗)、江田島など旧海軍からの伝統を多く引き継いでおり、今後ともこれらを発展させていく考えです。東郷元帥の功績なども西郷公と同様に多くの県民の方に知っていただき、また、瀬戸口藤吉翁の功績も継承していくべく、双方の実行委員会と協力し、22年以降は、ジョイント企画として盛大に盛上げて行きたいと考えています。皆さまからの多数の関心が寄せられることを期待しています。
なお、それぞれのイベントの概要については、当地本ホームページ「地本だより」に掲載していますのでご覧ください。
バックナンバーをご覧になりたい方はこちらをノックして下さい。>>>



【本部長紹介】

第3代 自衛隊鹿児島地方協力本部長
1等海佐 村 上 良 宏
プロフィール
      ムラカミ ヨシヒロ
氏  名:村 上 良 宏
生年月日:昭和37年1月13日
出 身 地:東京都
最終学歴:防衛大学校(土木工学)【第29期】
勤 務 歴:
 昭和63年12月27日 第2航空隊
 平成 4年 8月 6日 厚木プログラム業務分遣隊
    6年 8月 5日 第8航空隊
    8年 3月25日 自衛艦隊副官
   10年 3月23日 海幕防衛課兼
               内局防衛政策課
   12年 3月24日 第3航空隊
   13年 8月 1日 海幕運用課
   15年 9月19日 第5航空隊副長
   17年 7月11日 海幕運用課
   17年12月20日 海幕運用課運用第2班長
   18年 3月27日 海幕運用支援課企画班長
   19年 9月 1日 第3航空隊司令
   20年 8月 1日 現職