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  • 2014/1/9
    「小岩井農場でいわて雪まつりの雪像作成に潜入!!」の巻


       小岩井農場の観光スポット「一本桜」

    今日は、雫石町にある小岩井農場へ行ってきました。

    小岩井農場は、明治24年(1891年)1月1日、

    岩手山麓に広がる不毛の原野を切り開いて誕生したんだって。

    今年で、創業123年なんだよね。

    小岩井農場といえば、乳飲料、チーズやバターが有名ですけど、

    羊や馬も育ててるんですよ。

    でも、今は冬ですからね。

    雪に覆われた農場では、

    47回いわて雪まつりが1月31日(金)〜2月11日(火)の間、行われるんです。

    雪像が雪の平原にズラーっと建って、ライトアップされるわけです。

    で、その雪像作成が今日からスタートするみたい。

    行ってみよう!


    ボクをノリノリで出迎えてくれたのは、

    雪まつりキャラクターのラビィとホック。

    彼らが、いわて雪まつりを盛り上げてくれるんだ。


    さて、雪像制作開始式が始まりました。

    自衛隊が全面的に雪像作りの支援をするんですよ。

    陸上自衛隊第9特科連隊 本部中隊長 村山1尉が、

    「夢と希望のある雪像を心をこめて作ります」と、決意表明しました。


    「お、ケケマル君!あけましておめでとう!・・・どうだい、すごいだろ?

    毎年こうして、岩手駐屯地の部隊が、いわて雪まつりの雪像制作支援をしているんだよ」


    ニコニコしながら、話しかけてきてくれたのは、

    陸上自衛隊岩手駐屯地司令の南1佐でした。

    「あ、南司令!あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!

    ところで、司令、雪像っていくつ作るんですか?」

    「3つだよ。この雪像制作も立派な訓練の一環なんだ」

    「へえ、これも訓練なんですか」

    「うん、積雪寒冷地における基礎動作や築城能力の向上を図るためには、

    欠かせないものなんだ」

    「そうなんですか!雪像制作も訓練の一環だなんて、すごいなあ」


    感心していると、トラックで次々と雪が運ばれてきました。

    これからがボクの出番!

    ボクの鼻からモウレツな雪を雪像の木枠に流し込みます!

    「ブオォォー!」

    ・・・んなわけないか(笑)

    除雪車が、ここでは大活躍!

    雪の吹き込み作業が始まりました。

    雪が木枠に入っていく間、ボクは雫石町の観光マスコットキャラクターを勤める

    しずくちゃんとツーショット。

    かすり半纏姿がかわいいですよね。

    ちなみにしずくちゃんは、お祭り・踊り・お笑い大好きな肉食系の0型なんだって!



    こうして、1月31日の「いわて雪まつり」の開催にむけて、雪像制作が始まりました。

    途中経過なんかを見学に行けたら、

    その時はまたお知らせしたいと思いますので、 お楽しみに!


    いわて雪まつり公式HP:http://www.iwateyukimatsuri.com/index.html

    小岩井農場HP:http://www.koiwai.co.jp/

    雫石町HP:http://www.town.shizukuishi.iwate.jp/



    2013/10/21
    「最後の大ソフトボール大会!」の巻

    今日は、自衛官候補生の体力練成の一環として

    各班対抗の大ソフトボール大会が開催されるっつうことで行ってきました。

    あいにくの雨にも負けず、風にも負けず、いよいよ試合開始。

    試合は、お馴染み、川村君のいる3班vs1班。

    先攻は3班、後攻は1班です。

    時間の関係で3回戦1本勝負。

    勝てば、決勝戦出場という場面。


    1回表、バッターは川村君であります。

    フルスイング!

    ・・・空振り。


    1回は0−2

    川村君、がんばれ!


    2回は0−3!

    大丈夫か!3班!


    そして迎えた3回表。

    後にも先にも、この回で勝負が決まってしまいます!


    2アウトの後、

    さあ、いよいよバッターは川村君。

    否が応でも気合が入りますよ。


    カッキーン!!!!

    打ったぁぁぁああ!

    川村君、打ちました!


    「よっしゃー!」

    1塁で、吼える川村君!

      

    そして・・・

    次々に打って、2塁3塁!

    川村君は3塁でホームを睨んでます。

    カッキーン!

    打ったあ!


    川村君、ホームへ向かって猛ダッシュ!

    「アウトー!」

    審判の声に、異議を申し立てますが、

    「アウト!」

    ってことで、

    大ソフトボール大会は、3回表で終了!

    結果は準決勝敗退で試合終了ッス。

    ショボーン。


    それでも、3班の団結は強い!

    がんばった!

    感動した!

    1区隊3班集合!


    さて、ソフトボール大会が終わると、後期教育も終盤です。

    これまでの教育で培ってきた訓練の成果を発揮する

    空砲射撃訓練が行われました。



    これは特科新隊員教育隊員後期教育での訓練評価の場面です。

    特科というのは、火力戦闘部隊として大量の火力を随時随所に集中して、

    広域な地域を制圧しながら、前進する普通科隊員を支援する職種です。


    新隊員のみなさんは、4月に新隊員教育隊に入隊して、

    自衛隊員としての基礎となる勉強や体力練成に励み、

    同じ釜の飯を食った仲間との絆を深めてきました。

    この半年間で得た経験を胸に、立派な自衛隊員となっていくことと思います。


    前期教育時の川村君
    岩手駐屯地第9特科連隊の
    所属になった川村君

    川村君、それから新隊員のみなさん、

    長いようであっという間だった教育期間も終了し

    新しい職場で勤務するわけですが、

    これからもこれまで同様、応援していきますんで、

    日々の任務、がんばってください!


    2013/8/30
    「くの一忍者・ケケマルちゃん、新隊員教育隊禁断の女性隊舎へ潜入?!」の巻

    今日は、禁断(笑)の花園、

    新隊員教育隊女性隊員の宿舎にやってきちゃいました!

    ご案内してくれるのは、

    向かって左から、鈴木2士、ゲーム大好き千葉2士、三浦2士です。

    よろしくお願いします。


    もちろん、男子禁制ですので、

    今日は、くの一忍者としてお邪魔します。

    それでは、いよいよ中へ!

    入り口には、大きなドアがあって、暗証番号を入力しないと入れません。


    ドアのとこには、こんな張り紙も!

    恐る恐る中へ・・・。


    10〜20代の女性ばかりだから、

    なんか、こう、もっとハデハデなイメージだったけど、

    し〜んと静まり返っていて、なーんもないんですね。

    「アイドルのポスターとか貼ってたりしないんですね」

    「教育期間中なので、そういうのはダメなんですよ」

    「恋愛も禁止とか?」

    「・・・それはないですけど、今は訓練に集中してます。

    でも、班長がイケメンなんで、人気があるんですよ」

    ま、廊下は人目に触れる場所ですし、

    殺風景でも、仕方ないとは思うんですけどね。

    さて、それでは、本当の禁断の女性自衛官の居室へ・・・。

    「ここが、私たちの部屋でーす」

    途中から合流した川上2士がドアを開けてくれました。


      

    「うわー!すっげえ整理整頓されてるー!しかも2段ベッドじゃなーい!」

    ベッドとロッカー以外、なんにもないじゃないですか!

    「こんなにキレイになってるんだったら、どっかにいろいろ隠してんじゃないの?(笑)」

    「ロッカーの中も見ていいですよ」

    ドキドキ・・・。

    ジャーン!


    やっぱ、キチンと整理整頓されてたあ!

    ・・・ん?

    こ、これは?!

    千葉2士のキャビネット!

    某ハッピーセットのおまけがいっぱい!(驚)

    「趣味のものもありますよ、そりゃ」

    「だよねぇ〜!いい趣味もってるじゃーん」(コノコノ〜)

    「ここには、シャワールームもあるんですよ」

    と、川上2士が言うので、

    「お? 見せてもらってもいいの?」

    思い起こせば、男子浴場を突撃レポートして以来の衝撃!

    でも、ここは、はやる気持ちを抑えて、あくまでも淡々と。。。


    ここからは、本邦初公開!

    自衛官といえども、男性はいまだ目にしたことのない聖域です。


    まずは、脱衣所。

    なんだか可愛いキャラクター入りのバスマット!

    こういうところに、男子浴場にはない女子力感じるなあ。

    脱衣所もキチンとしています。


    続きまして・・・

    シャワールーム!

    石鹸やシャンプーは、持参するため、中には何もありません。

    ここもキレイに掃除されております。


    「今日は、貴重なところを見せてくれて、ありがとう! もう、このままお休みなんでしょ?」

    「いえ、もうすぐ体力検定があるので、まだまだがんばります!」


    体力検定は、

    3,000m走、腕立て、腹筋、走り幅跳び、懸垂、ソフトボール投げをやって、

    どのくらい体力があるか計る検定です。

    検定基準が1級から6級まであって、それに届かなければ、級外になってしまうんです。

    女性隊員宿舎突撃取材のあとも、みんな体力検定に向けて

    練成を怠りません。

    「千葉2士は、何級を目指してんの?」

    「えへへ。3,000m走だけは、男子に負けたくないので、1級目指します!」


    「でも、大変だよね。だって、男性隊員と同じ訓練するわけだもんね」

    「ついていくのは大変だけど、みんな同じ部屋にいるから、

    がんばろうって励ましあったりしてます 」

    と、千葉2士。

    「男性に負けない根性で訓練を乗り切っていくつもりですよ!」

    川上2士も、力強いお言葉。


    ちなみに

    余談ですが・・・

    こっちが、いつもの男性隊員の隊舎。



    廊下には、新隊員がズラーッと並んで熱心に靴磨きの最中です。


    もちろん、川村君もベッドバディの平石君も元気です。

    お父さん、お母さん、将吾は元気です!

    後期教育ともなれば、

    鍛えに鍛え上げられて、

    筋肉モリモリっす!(笑)

    1区隊3班の筋肉自慢。。。

    新隊員後期教育も最後までがんばってね!


    2013/7/23
    世界一の太鼓パレード、盛岡さんさ踊りに向けて猛特訓!の巻

    今日は、自衛隊岩手駐屯地でさんさ踊り訓練っていう

    一風変わった訓練があるというので、来てみました。

    これは、盛岡市が主催する「2013第36回盛岡さんさ踊り」に

    自衛隊員が参加して、みなさんに楽しんでもらおうというものだそうです。


    ここは、駐屯地体育館です。

    太鼓の音と「さっこらちょいわやっせ!」という元気な掛け声が響いてきます。

    体育館を所狭しと、さんさ踊り訓練のため、隊員がそれぞれのパートの練習をしています。


    さんさ踊り団長の砂山3佐にお話を聞いてみました。

    「今日は、合同訓練なんですよ。太鼓、笛、踊りのそれぞれが、練習するんです。

    さんさ踊りは3番だけの予定だったんですけど、

    今年の新隊員は、覚えが早いんで3番と4番をやることにしましたよ」

    「新隊員もさんさ踊りをやるんですね!」

    「そうです。自衛官らしい団体としての統制のとれた演舞をみなさんに披露して、

    太鼓の迫力、踊りの華やかさ、掛け声の大きさ見て、感じてもらって、

    地域のみなさんとの一体感を図ることができたら訓練の成果大です」

    そういえば、東北のいろんなお祭りに自衛隊が協力してるもんなあ。


    あ、新隊員も踊るんだったら、川村君もいるはずってなわけで、

    探してみることに・・・。


    おや?

    あそこで、笛の練習をしているのは、

    盛岡駅地下構内看板のモデルでおなじみの小野寺1士じゃないですか?

     

    「小野寺1士、こんにちは!」

    「あ、こんにちは〜」


    さんさ踊りには、いろんな人が参加してるんだなあ。


      

    お、川村君、いたいた。

    休憩中かな?

    「おーい、ケケマル君!」

    「おお! 川村君! さんさ訓練やってるねえ」

    川村君は、踊りのチームです。

    「じゃあ、川上さんと、千葉さんもいるの?」

    と、キョロキョロ。


    「ケケマル君、ここにいるよ! 私たちも踊りのチームなんだよ」

    「おお、すごいねえ。川上さんは、さんさ踊りってやったことあるの?」

    「岩泉町出身なんですけど、さんさ踊りは初めてなんですよ」

    「千葉さんは?」

    「私は、宮城県出身なんで、やったことないです」

    ちょっと不安だけど、踊り始めたら、うまいもんですよ。

    笛のチームには、川村君のベッドバディの平石君がいます。

    「平石君、笛が吹けるの?」

    「いや、・・・まあ。

    中学の時にやったことがあって、それで今回は、勢いでやってみようかと」

    ちょっとハニカミながらも、笛を披露してくれました。

    なかなかの腕前ですよ。


    太鼓チームには、なんと第9特科連隊長兼ねて駐屯地司令の南1佐がいるじゃないですか!


    盛岡さんさ踊りは、8月1日(木)〜4日(日)

    盛岡市の中央通を会場に「世界一の太鼓パレード」が繰り広げられます。

    自衛隊は、8月1日(木)、盛岡さんさ踊りに参加します!

    みなさんも、短い東北の夏の夜を一緒に盛り上がりませんか?

    昨年、さんさ踊りに参加した自衛隊のさんさ踊りチームです。


    盛岡さんさ踊り公式ホームページはこちら


    さんさ踊り本番


    当日は残念ながら雨でしたが、大盛況でした。




    川村君も練習の成果を発揮して会場を盛り上げていました!


    2013/7/17
    新隊員教育隊 後期教育だべ。の巻

    自衛官の新隊員教育は、前期に引き続き3ヶ月間行われるんです。

    後期教育は、前期教育の仲間とは離れ離れになって、

    職種に分かれて専門的な知識を勉強するところなんだって。

    そんなわけで、今日は、新隊員教育隊後期教育入隊式にやってきました。

    涙涙の別れから、数日。

    川村君とはもう会うことができないかと思いきや、

    ここ陸上自衛隊岩手駐屯地で後期教育をやるっていうことで、

    また一緒になりました。

    運命だなあ。


    どうです?

    川村君、なんか貫禄ついたと思いませんか?

    で、隣にいるのがベッドバディの平石君。

    川村君は、自衛官候補生っていう制度で入隊したんですけど、

    平石君は、一般曹候補生なんだって。

    自衛官候補生と一般曹候補生の違いは、

    「自衛官候補生」は、任期制隊員で、

    任期中に曹への昇任試験を受けて自衛官を続けるか、

    任期終了後に企業などへ就職する制度。

    「一般曹候補生」は、非任期制隊員で、

    部隊でいろんな経験を積んでから、曹に昇任する制度です。

     

    「川村君、今回の後期教育は、自衛官候補生と一般曹候補生が

    一緒に教育をうけるっていうことだけど、

    どうやって自衛官候補生と一般曹候補生を見分けるの?」

    「あ、平石の襟を見て下さいよ。キラキラした桜のマークがついてるでしょ?

    これが一般曹候補生の目印なんですよ。

    自分も陸曹候補生選抜試験に合格して、桜のマークをつけたいです!」

    おお、たしかに襟にキラキラしたのついてる〜。


    「川村君、さっきから気になってんだけど、

    もしかして今回の後期教育ってのは、女性自衛官も一緒なの?」

    前期教育は、男ばっかりだったけどね。


    ってなわけで、一緒に教育をうける女性自衛官です。

    「川上です!食べ歩きが趣味で、餃子が大好きです。」

    「千葉です。趣味はゲームです。暇な時はとにかくゲームやってます。

    よろしくお願いします」

    向って左が川上2士、右が千葉2士。


    「後期教育は男女が一緒に教育うけるんでしょ?」

    「そうなりますね」

    と、川村君。


    「じゃあさあ、恋愛とかあるんじゃないの?そこんとこどうなの?」

    やっぱ、気になるんですよ、ボク。

    「ケケマル君、自分は3ヵ月間の後期教育中は、恋愛より教育に集中するっす!」

    「え〜、本当?」

    マジっす。・・・でも、教育が終わったら思いっきり恋愛したいと思います」

    おお!


    そんなこんなで、後期教育の入隊式が始まりました。

    なんだか、後期教育も面白くなりそうです。

    教育隊長から区隊旗が渡され、本格的に教育スタートです。


    こちらが今回の川村君のいる1区隊3班の仲間たち


    2013/7/8
    ケケマル、岩手山へ登る!の巻


    岩手山登山に行ってきましたよ。

    7月1日(月)は、岩手山の山開きっつうことで、

    岩手県も本格的な夏山シーズンの到来を告げるわけです。


    岩手山は、標高2038メートルもある日本100名山にも選ばれてる名峰なんです。

    そして、またの名を「南部富士」と言います。

    富士山が世界文化遺産に登録されたこともあり?

    この日は、富士山の山開きと同日ってこともあり?

    それから、滝沢村が、平成26年1月1日に村から市へ移行するため、

    村として最後の山開きっていうこともあって、

    例年の倍の登山客が訪れたそうです。


    山開きに参加した記念にいただいた手ぬぐいです。

    版画家の阿部陽子さんがデザインしたもので、

    東日本大震災の復興を祈願して、人々が旗をなびかせながら

    岩手山の頂を目指す姿を表現しているということです。

    さて、岩手山登山には、焼走り登山口、御神坂登山口、馬返し登山口があって、

    ボクが登るのは馬返し登山口。

    あまりにもキツイ登山口なため、馬も引き返すっていうことからきた名前らしいんです。

    馬が引き返すのに、ゾウのボクは大丈夫かなあ?


    「登山される方は、薪を1本持って登ってくださーい」

    「薪? なんかのおまじないかな?」

    ま、いいか。


    自衛隊岩手地方協力本部も今年度の自衛官募集目標達成を祈願しつつ、

    登山開始です!


    で、ここが登山の出発地点。

    ゼロ合目。

    え?

    ゼロからスタートなのね?


    この日は、少し曇ってて絶好の登山日和。

    さて、1合目へ向って、歌なんか唄いながレッツらGO!

    ・・・むむむ?

    それにしても、長い道のり。

    もう、かれこれ1時間近くたってるけど、1合目まだ?

    そう思ってると、1合目の標識が出てきた!

    おお、これかあ。


    だんだん勾配がキツくなってきましたよ。

     
           

    ・・・ふう。

    2合目を出ると、旧道と新道に道が分かれます。

    「どっちがいいんですか?」

    登山客の方に聞いてみると、

    「晴れてたら、旧道。曇ってたら新道だじゃ」

    ということだったんで、旧道!


    よし、どんどん行きますよ〜

    と、いったものの、岩だらけになってきたあ。

    ううう。

    岩場を行くと、4合目。

    ここまで来て振り返ると、パッと目の前の景色が開けます。


    おお!

    いつの間にか雲の上じゃーん!

    思わず「やっほー!」って叫んじゃいました(笑)


    5合目から6合目まで、ひたすらキツイ!

    いわば、いわゆる岩の斜面。

    岩手山は、活火山で、最近だと1919年に噴火してるんだって。

    だから、噴火した時の火山岩がゴロゴロしてるんだよね。

    険しいなあ。


    7合目になると低い林のようなところを通ります。

    このへんまで来ると、高山植物も見ることができるんですよ。

    ま、ボクはすでにヘトヘトで、高山植物を愛でる余裕は全くなかったんだけど。(涙)


    そんでもって、ここが8合目!

    8合目には、避難小屋があって、トイレや簡易的な売店もあるんです。

    朝7時に登りはじめて、8合目でちょうどお昼くらい。

    おなかペッコペコですよ。

    みなさん、一息入れてます。


    なによりもうまかったのが、湧水です。

    8合目にあるんですよ。

    岩手山の御成清水。


    ゴクゴクゴクゴク!

    ぷはー!

    サイコーだあ!

    生き返る〜!

    ちなみに避難小屋の中は、こんな感じに宿泊できるようになってます。

    薪ストーブがあって、お湯が沸いてます。

    「ケケマル君、登山口で薪持ってきてって言ったでしょ?

    あれは、ここに置いていくんだよ。1人1本でも、

    1000人登れば、1000本だからね」

    「なるほどー。そうやって、みんなで協力して薪を運んでいるんだあ」


    よーし!

    いよいよ頂上が間近だ!行ってやる〜!

    少し平坦な道が続いて、不動平って場所へ到着。

    そこから一気に頂上へ!


    9合目は砂漠みたいな道。

    3歩進んで2歩下がるっていう感じです。

    もう少し・・・もう少し。

    それぞれの思いを込めて、旗をなびかせ、山頂へ向かいます!

    岩手山頂上では、登頂を記念して万歳三唱です。

    まん中で声高らかに万歳してるのは、

    第9特科連隊長 兼ねて 岩手駐屯地司令 南 道行 1等陸佐。

    向って左が、滝沢村の柳村 典秀村長


    やったー!

    ケケマル、岩手山の頂上に登ったどー!!!



    自衛隊岩手地方協力本部のみんなも無事登頂!

    「自衛官募集もてっぺん目指してがんばるぞ!」と、ガッツポーズ!


    自衛隊も約300名の隊員が、この日は岩手山の山開きに参加していたんですよ。

    自衛隊っぽい言葉でいいますと、

    「岩手山登山道を活用した山地機動訓練」というそうです。

    陸上自衛隊岩手駐屯地にある第9特科連隊の隊員が、

    頂上で昇任申告を行っていました。

    ご苦労様です!


    てなわけで、

    みなさんも是非、夏の岩手山登山してみては?


    2013/7/6
    「終了式」の巻


    さあ、いよいよ今日で、自衛官候補生の前期教育を終えて、

    みんなはそれぞれの職種部隊で行われる後期教育へと旅立っていきます。

    名残惜しいなあ。


    明るく元気になって、修了式のために夏の制服に着替えた河野君と、

    ベッドバディの岩田君。

    凛凛しいでしょ?

    「河野君、どうだった? 3ヵ月で」

    「みんなと一緒に訓練に励んだり、部屋の仲間と楽しく過ごすことができて、

    本当によかったです。一番印象に残ってるのは、・・・

    えーと、昨日の最後の3分間スピーチっす」

    「どんなこと話したの?」

    「・・・あ、あんまりよく覚えてないんですけど(笑)」

    どてー!


    それから、肉体ご飯・・・いえ、2区隊5班といえば、川村君。

    戦闘服から夏の制服に着替えて、得意気ですね。

    「川村君、どうだった? 3ヵ月」

    「何事にも、とにかく全力で取り組みましたね。

    5班のことも自分のことも1番を目指して常に挑戦する気持ちで必死だったんです。

    でも、自分の気持ちや考えと周りの気持ちや考えには、

    差があって悩んだり、多くのことを学びました。

    毎日、熱く指導して下さった連隊長、教育隊長、区隊長、区隊付、みなさんに感謝です」

    「あれ? ボクは?」

    「あ、もちろんケケマル君もね」

    川村君、みんなのことを気遣って、いろいろ奮闘してたんだなあ。

    なんか、いつも明るく元気いっぱいな印象しかなかったから、

    そういう一面もあるって初めて知った気がして。

    でも、もうお別れなんだよね。


            

    川村君思い出の品々。

    肩章と、メモ帳、筆記具など、いつも肌身離さず持ってたものだそうです。


            

    そうこうしてるうちに、修了式が始まりました。

    みんな凛凛しく、シャンとしています。


    連隊長が、祝辞の中で

    「来た当初は、敬礼もおぼつかなかったのに、

    こんなに素晴らしい隊員に育ったことを誇りに思います」って言ってたけど、

    ボクも同じ気持ちなんですよね。

            

    みんなすごいなあ。


    川村君は、なんと、表彰式で・・・

    教育隊長賞を受賞しましたあ!

    おめでとう!

    さすが!

    ケケマルもとっても、うれしい!


            

    「ありがとうございます!ケケマル君のおかげッス!」

    「うそつけー!」


     

    さて、修了式も全部終わって、行進スタート。

    川村君と、河野君は並んで行進。


    みんな、それぞれの任地で、後期教育がんばれー!


    「そうそう、河野君の任地は?」

    「八戸です!」

    「近いじゃん。いつでも岩手に遊びに来てね。

    で、その時は、ホタテやイカのお土産まってるよ〜」

    河野君は、八戸かあ。


    「川村君は? どこ?」

    「あ、ここです。岩手駐屯地ッス」

    「え!? そうなの? 

    涙のお別れって感じでやってきたのに、ここ?! ああ、そう・・・」


    てなわけで、後期教育につづく!

    自衛官候補生2区隊のみんなとケケマル。


    2013/7/4
    「バイキング!」の巻


    自衛官候補生前期教育修了式を目前に、

    みんなでバイキングをやるのが、陸上自衛隊岩手駐屯地の伝統だそうで、

    今日は、バンキングにやってきました。


    すごい品目数でしょ?


    見て下さいよ、このみんなの盛り方!

    もう、全種類を好きなだけ盛っちゃってますよ。

    こんなに食べれるのかなあ・・・?


    「食べれます!」

    と、川村君。

    ピザにパンにカレーに野菜に、もうトレイの上からはみ出してますよ。


    「自分も完食できるッス!」

    えー!

    河野君まで!


    たくましくなったなあ・・・。

    見てるだけで、ボクお腹いっぱい(笑)


    2013/7/2
    「川村君だけじゃない」の巻

    みなさん、覚えていますか?


    自衛官候補生は、川村君だけじゃないんですよ。

    そう、河野君もいるんです。

    あの、マジメで物静かな、インテリっぽい河野君です。


    どうしても、キャラの濃い川村君ばっかりに目がいってたんですけど

    しばらくぶりに会った河野君は、


    まるで別人みたいに日焼けして、にこやかになってましたあ!


    「河野君、どうしたの? すげえ元気そうじゃん!」

    「いやあ、どうしちゃったんでしょうねえ・・・あはは(笑)」

    そうアッケラカンとして、真新しい2等陸士の肩章をつけたりしてます。


    「お、河野、ケケマル君と遊んでるな?!」

    「ち、違いますよ、取材っす〜」

    2区隊1班長の中舘3曹がやってきて、河野君をからかいます。

    河野君っていじられキャラだっけ?


    「どうせだから、ベッドバディも紹介します」

    河野君が照れくさそうに、ベッドバディの岩田君とツーショット。

    ベッドバディってのは、

    その部屋の2段ベッドを共に過ごした一番近くのバディのことだそうです。


    こんな感じで、手を伸ばせばすぐに届くという感じ。

    で、河野君は上。


    これが、2区隊1班の面々。

    やっぱ、河野君いじられ役だわ〜。

    みんな楽しそうだなあ。

            

    仲間と一緒に3ヵ月間、寝起きを共にすると、

    人はこうも明るくなるもんなんですね。


    2013/6/27
    「川村君、最後のお仕事」の巻

    今日は、これから勤務員の交替があって、

    川村君は、自衛官候補生前期教育の最後の勤務員になるんだそうです。

    運がいいねえ。

    「緊張するッス。2区隊全員、自分の号令で動くんですから」


    さて、川村君、ちゃんとできるかな?


    区隊長の三上1曹が登場!

    ドキドキ。。。


    まずは、2区隊全員が区隊長の前に整列。

    ひとりひとり、自分の名前と役割を言います。


    全員が言い終わると、いよいよ最後の統制を川村君。

    区隊長が厳しい表情で川村君を見つめます。


    「以上、10名の者はそれぞれの勤務に関する件、

    異常なく申し受け、上番します!気を付け! 敬礼!」


    川村君の響き渡るような号令のもと、

    2区隊のみんなが、気をつけし、敬礼します。

    大成功だね。

    脇で見てるボクもホッと一息。


    それが終わると、勤務員の交替。

    肩章を交換します。

    その後、川村君は区隊長から、

    行動予定やいろいろなことを区隊を代表して聞いてます。



    ちゃんと覚えるまで、根気よく区隊長は川村君に伝えてました。


    教えてもらったことをメモして、

    今度は、区隊のそれぞれの班に伝達。

    みんな川村君の言ってることを真剣にメモってます。


    こうして見ると、川村君も破傷風の予防接種で知り合ってから、

    この3ヵ月でずいぶん立派になりましたよね。


    でも、川村君だけじゃないんですよね。

    みんな、3ヵ月の間に、すごく立派になったんです。


    前期教育ももうすぐ終わります。

    で、後期教育は、みんな別れて、それぞれの部隊に行くわけです。

    川村君とも、もしかしたらもうすぐお別れかもしれません。


    でも、どこへ行っても元気な川村君でいて下さいね。

    ケケマルは、いつまでも応援してますから。


    さて、次回はいよいよ自衛官候補生、修了式です!


    2013/6/24
    もうすぐ、前期教育終了です!の巻

    もうすぐ自衛官候補生の前期教育が終了するというわけで、

    ボクは川村君いる肉体ご飯、いえ、

    2区隊5班のドアを開けました。

    シーンとなってる室内。

    どうしたんだろう?


    「あ、ケケマル君。今、みんな物書きしてるんで」


    「なに書いてるの?」

    「終了所感ッス」

    終了所感っていうのは、

    今までの教育を振り返っての感想文みたいなものだそうで、

    それをみんな一生懸命書いてます。


    川村君は?

    あ、あれ?

    川村君、どうしたの?


    ベッドに座って、指先なんかジッと見つめちゃって・・・

    しょんっぼりしている川村君。


    「そうかそうか、川村君も別れ惜しいんだなあ・・・」

    「・・・ダメなんですよ」

    あんなに明るかった川村君の真剣な表情。


    「そうだね、そうだよね。さびしいんだよね。

    3ヵ月間も苦楽を共にした仲間と別れるって・・・」

    ボクもウルウルきちゃってると、

    「何度やっても、針穴に糸が通らないんですよ」


    どてーっ!


    「なんだよー、せっかく感動シーンだったのに〜」

    「え?何がッスか? あ、通った!」


    ウルウルして損した〜。


    「制服のズボンのおしりのボタンがとれちゃって、

    ボタンの穴って、4つあるんですけど、

    バッテンに通せばいいんですかね?」

    「知らないよ」



          (川村君愛用のソーイングセット)         

    ボタンを縫い終えて、いつものニコニコ川村君が、

    「これ見て下さいよ!」

    って言って、立ち上がりました。

    「なに? このピカピカの」

    「カッコいいでしょ? 2等陸士のしるしなんすよ! 

     前期教育終わったら、自分、2等陸士になるッス!」

    そういえば、前期教育の先任が言ってたなあ。

    自衛官候補生は、あくまで候補生という身分だから、

    正規の自衛官じゃないんだって。

    で、前期教育が終了したら、

    本物の自衛官になるんだって。

    2等陸士ってのは、自衛官の身分だから、

    川村君もとうとうホンモノの自衛官になるんだあ。


    おめでとう!


    つづく


    2013/6/7
    突撃―!

    今日は陸上自衛隊の新隊員教育隊密着シリーズです。

    新隊員の生活に密着し過ぎちゃって、

    お風呂にまで入っていったりしたんですけど

    本気の訓練風景なんかがなかったということで、

    今回は、演習場へ戦場カメラマン風に潜入してきましたよ。


    新隊員、戦闘訓練!


    まずは、みんなが集まっているところへ行って、

    仲良くしてもらいました。

    ボクの相手をしてくれてるのは、3区隊の黒川くん。

    みんな、顔まで迷彩にしているんですね。

    迷彩忍者のボクも顔を迷彩にしちゃおうかな。

    「ケケマル君、よろしくね」

    「よろしく! 黒川くんは、今日は何やるの?」

    「自分は、勤務係ッス」

    「勤務係って何やるの?」

    「半週交代で、いろんな係が回ってくるんですけど、

    なにやるかっていうと・・・まあ、正直言って、 怒られ役ッス」

    「怒られ役ってのもいないとね、大事な係だ」(笑)


    で、そんな3区隊、区隊長の三上1曹。

    みんなから、日本一の区隊長だといわれてます。

    でも、なにが日本一なのかは、教えてくれませんでしたので、

    妄想が膨らみます。


    「ケケマル君、あの人が、教育隊長。でも今ピリピリしてるから、

    一緒に写真とかやめた方がいいよ」

    と、言われると行ってしまうのが、ボク。


    この、新隊員教育隊の教育隊長 村瀬2佐。

    ビビりながら近づいて

    「隊長、体調いかがですか?」

    「こういう訓練は自衛官なら当たり前だけど、

    ケケマル君にしてみりゃ、珍しいだろうから、

    どんどん見てってや」

    「ありがとうございまーっす!」

    なんて言いながら、パシャリ。

    苦笑いの教育隊長です。


    戦闘訓練なので、弾薬を受領しています。

    空砲だそうです。


    弾薬を受領したら、一列に並んで戦闘行動前の点検を受けます。

    さっき、黒川君に聞いたんですけど、

    この点検の時に点検官から一問一答があるそうで、

    そのために、どう答えるかいろいろ勉強して準備するって言ってました。


    で、実際の質問は

    「朝メシ食ったか!」

    「はい!腹いっぱい食べました!」


    さ、いよいよ戦闘開始が迫ってきました。

    班長が、これからどういう行動をとるか、みんなに命令しています。

    「命令下達(めいれいかたつ)」っていうそうです。


    ドキドキ。



    戦闘開始!

    敵に気づかれないように、姿勢を低くして進みます。


    草の陰に隠れて、次の指示を待ってます。

    キンチョーする〜。


    「進め!」の声とともに、少し前進して、うつ伏せ状態になって、隠れてます。

    ボクも伏せ。


    いよいよ・・・

    「突撃ー!!!」

    ボクは、これ以上突撃できないので、ここで見守りたいと思います。


    3区隊1班のみんなと(突撃を前に)



    教育隊長、いろいろとお騒がせして、すんません。

    <(_ _)>ぺこり。


    2013/5/30
    隊員浴場で かぽーん

    さて、みんなで隊員浴場へ行きましょう!

    なんて楽しそうにしていると、

    パッと整列して、2区隊5班のみんなが一斉に行進。

    お風呂に行く時もキビキビしておりますね〜。

    ボクも急がなきゃ。


    隊員浴場の前で整列して、

    「別れ!」

    の掛け声とともに、浴場へダッシュ!

    おっとっと、おいてかれちゃう。


    で、ここが隊員浴場の入口。

    まあ、昭和の大衆浴場みたいな雰囲気ですね。

    入浴時間もちゃんと決まってまして

    平日は午後5時半から午後8時半まで。

    土日祝日は、午後5時から午後7時まで。


    中は、どうなってるんだろう?

    脱衣所前の靴置場に来てびっくり!

    たくさんあるなあ。

    しかも、きっちり整理整頓された棚。

    さすが、自衛隊ですね。


    「ケケマルくーん、ぼやぼやしてると、おいてくよ!」

    川村君が呼んでます。

    「ちょっと待ってよ〜」


    はい、ここが陸上自衛隊岩手駐屯地の隊員浴場でーす!

    すごい広いですよねえ。

    四角く仕切られた20人くらい入れそうな大きな湯舟が4つもあるんです。

    後ろに見えるおなじみの風呂壁画には、

    見事な岩手山と北上川が描かれてます。


    「さ、ケケマル君、ここに座って体洗いな」

    てなわけで、ズラ〜っと並んで体を洗うみんなに混ざって

    川村君のとなりに座るボク。


    「あ、忍者の服着たまんまだった!」

    「なに?!」


    そんなこんなで、みんな湯船につかって、

    記念撮影。

    裸のつきあいって、いいもんですねえ。


    2013/5/24
    営内は、ええな〜!

    今日は、川村君が新隊員の教育期間中過ごす、

    営内(自衛隊の中で暮らす場所)へ潜入です。

    川村君の部屋は、2区隊5班っていうとこで、10人部屋になってます。

    2段ベッドがあって、その横に自分専用のロッカーがあります。

    ここが、新隊員のみんなのプライベート?空間ってわけ。


    川村君が来るまでの間、ソファーがあったので、とりあえず、ボクもリラックス。


    そんでもって、営内での生活をウォッチング。


    これが日課時限っていう一日の時間割表らしいです。


    さてさて、教育が終わって営内へ帰ってきて、

    みんなは何をしてるのかなあ?


    半長靴に紐を通したり(すごい速さ!)



    アイロンがけをしたり(ビシッと折り目正しく)



    靴磨きをしたり(誰が一番ピカピカになるか競争)



    黄昏たりなんかしちゃってます。(・・・そういう時もあるサ)


    続いて、新隊員のみなさんのロッカーの中をチェック!


    さすが、整理整頓が行き届いてますなあ。(無駄なものが一切ない!)



    「お、川村君!」

    「ケケマル君、また来たの?」

    「または、ないでしょ、または〜(笑)」


    「オレ、これからみんなと風呂なんで、もうなんもないよ」

    風呂?

    風呂ね。

    よし!

    「じゃあ、ボクも風呂行きますか!」

    「マ、マジっすか!?」

    ってなわけで、次回は隊員浴場へレッツらGOだあ!


    2013/5/16
    政策補佐官と大槌町へ行ってきました。

    ボクと一緒に写ってる迷彩服の人は、

    自衛隊岩手地方協力本部の新キャラクター迷彩くまの・・・じゃなくって、

    東北方面総監部の政策補佐官 須藤彰さんです。

    政策補佐官というと、

    なんだか難しいことをいつも考えているような感じの役職なんですけど、

    須藤政策補佐官は、そういう難しいことは一切なくって、

    たとえば、老舗洋食店のナポリタンスパゲッティみたいに、

    深い味わいの中に、優しさと愛嬌とが

    絡み合っていて、ほんの少し、独自のスパイスが効いているような。

    親しみやすい感じの人なんですよ。

    今日は、政策補佐官と大槌町へ行くために、

    自衛隊岩手地方協力本部の釜石地域事務所で待ち合わせ。

    向って右から、東北方面総監部の航空連絡官の衛藤宏樹2佐、吉田孝夫准尉。

    そして政策補佐官と釜石所長です。

    釜石所長は、今をときめく航空自衛官の太田幸一1等空尉なんです。

    さて、大槌町へ出発!


    「ところで政策補佐官、今日はどうして大槌町へ?」

    「ケケマル君オススメの復興食堂で、お腹いっぱい食べたいからね」

    と、政策補佐官。

    「おお、行きましょう、行きましょう」

    ボクがはしゃいでると、政策補佐官の表情が急にまじめになって

    「実はね、3月11日に発生した東日本大震災のあと・・・

    4日目なんだけど、僕はここに来たんですよ」


    「政策補佐官にとって、大槌町はとても思い入れの強い場所なんですね?」

    「うん。最初に訪れた被災地だったし、やっぱり衝撃的だったから、

    当時のことを思い出すと、すごく辛いんだけど、

    でも復興がどのくらい進んでるかをこの目で確かめておきたかったんだ」

    東日本大震災発生から4日目、初めて目にする大槌町の様子は、

    真っ暗で、泥だらけで、みんな津波で流されていて、

    瓦礫があって、海が燃えていたそうです。


    「さ、ケケマル君、そろそろ昼メシ食べに行こうか!」

    いつものニコニコ笑う政策補佐官の顔に戻って、いざ復興食堂へ!

    復興食堂は、プレハブ造りになっています。

    ランチメニューもいっぱいあって、なかなかのボリューム。

    政策補佐官は、そばセット。

    「うまい!うまい! ケケマル君、僕のを食べるんじゃないよ!」

    ちぇっ。


    じゃあ、ボクはやっぱり、ナポリタンスパゲッティの気分(笑)

    大槌町を高台から一望しました。

    新しい工場がいくつか建っているけれど、ほとんど何もありません。

    「希望の灯」

    ここに灯る火は、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災で

    被災した方々を励まそうと全国47都道府県から種火が集められ、

    2000年の1月17日、神戸市の東遊遊園地に

    『1.17希望の灯』として点灯された火を分碑したものです。

    震災が教えてくれた

    やさしさ、思いやり、仲間、絆の大切さを忘れることなく

    ともに歩んでいくっていう思いが込められています。

    大槌町の復興計画について真剣な面持ちで話しに聞き入る政策補佐官。

    ボクも真剣そのもの。。。


    で、これが大槌町の復興まちづくりの体系。

    平成30年までに

    「海の見えるついさんぽしたくなる

    こだわりのある『美しいまち』」を目指して復興を推進していくということ。

    それでも、花は咲くのだ。



    「自衛隊救援活動日誌 東北地方太平洋地震の現場から」

    東日本大震災発生時から4月末までの東北方面総監部政策補佐官による、

    現地の写真40数点と被災地の真実を綴った日記。

    ■出版社:扶桑社 ■発売日:2011年7月6日 ■価格:¥1,000


    2013/5/7
    ザ・座学!

    今日も、陸上自衛隊岩手駐屯地で行われてる

    新隊員教育隊におじゃましちゃいました。

    案内していただくのは、もちろん先任の千葉曹長。

    鬼の千葉曹長と恐れられているとか、いないとか。


    ところでみなさん、自衛隊の教育訓練って、どんなイメージですか?

    鉄砲を持って、重い荷物担いで、体中に草をつけて

    そんで、匍匐前進なんかしながら山に籠ってる・・・

    って思ってないですか?

    正直言って、ボクは、そういうもんだと思ってました(笑)


    だけど、そればっかじゃなくて、こういう感じで座って勉強することもあるんですね。

    知らなかったあ。。。

    ちなみに、座って勉強することを「座学(ざがく)」っていうんだって。


    で、ここにもちゃんと、河野君がいます。

    真面目に勉強してます。

    「今日は、どんなことをやってるの?」

    「『個人の充実』についての勉強です!」

    個人の充実???

    難しいそうだなあ。

    「河野君にとっての個人の充実って何?」

    「はい、常に徳操を養い、人格を尊重し・・・えーと・・・心身を鍛え・・・」

    さすがの河野君でも、ちょっと難しそう。(少し安心)


    そのすぐ横には、川村君!

    川村君!(笑)

    休憩時間は、すぐに眠れる川村君を無理矢理起こして、

    「川村君にとって、個人の充実って?」

    「食べることと、寝ることです!」

    ズテェー!

    ズッコケるケケマルでありました。


    で、休憩が終わって、号令とともに座学のはじまり。


    ふあぁ〜。

    やっぱ、ボクには難しいや。



    2013/4/25
    あまちゃんの海は、じぇじぇじぇ('jjj')なのだ!

    今日は、野田村へ行ってきました。

    野田村は、人口5千人足らずの小さな村です。

    あまちゃんで岩手県内では、今や超有名になった「久慈市」の隣に位置しているんですよ。

    だから、もしかして運がよければ、なんらかの撮影とかも見れるかもっていうことで。

    わくわく。。。


    まず行ったのは、野田村の役場。

    どこもかしこもあまちゃん、あまちゃんで、スゴイんですけど

    そこはケケマル、野田村のマスコットキャラクター「のんちゃん」とツーショット!

    「何の魚ですか?」

    と、役場のお姉さんに訊くと、

    「サケです。サケの子供なんですよ」

    と、教えてくれました。

    サケの子供。

    なんともマニアックな着眼点にボクの好感度UP!

    「のんちゃん」は村のみんなに愛されているみたいです。


    それにしても、海がないなあ。

    どこまで行っても、山の景色しかないんですよ。

    あまちゃんのような、海はいつ見れるんだ?


    なんて思いつつ、野田村の道の駅「のだ」(ストレートなネーミング!)

    到着!

    入口で牛(ベコ)とおじさんがお出迎え。

    「ここはのう、むかしむかし、山道での、都へ海から貴重な塩を運ぶための、

    牛(ベコ)と牛曳き だけしか通らねえ、細っこい道しかなかったんじゃ。

    じゃから、ここは、今でも塩の道としての名残りがあるんじゃよ」

    (語り部風脚色:ケケマル)

    と、自衛隊岩手地方協力本部の二戸地域事務所から一緒に行ってくれた

    広報官の畑中2海曹が教えてくれました。

    言われてみれば、牛の背中にはワラが乗ってます。

    そこに塩を入れて運んでたんだなあ。


    で、今でも野田村では塩を作っていて、

    海水を数日間煮つめて作る天然塩「のだ塩」も特産品。

    ということで、試食。

    マイルドな柔らかいしょっぱさが、ミネラル豊富な感じ。



    さて、海へ!

    と思っていると、ボクをみつめる視線を感じます。

    あ!

    だるま!

    よく見ると、三陸鉄道北リアス線の復興を願って、

    みんなが応援メッセージを書いただるまです。


    そうして、連れてきてもらった普代村の海を前に立ち尽くすボク。


    「普代村の被害は、少ない方なんです」

    二戸地域事務所長のお話だと、普代村の海岸には、大きな堤防があって、

    東日本大震災の津波から村を守ったということです。

    「建設当初は、みんなが反対したんです。こんなに高い堤防は必要ないって。

    ですけど、当時の村長が絶対に必要になるといって、建設を断行したんだそうです。

    今にして思えば、村長の英断でしたね。

    この堤防がなかったら、もっと甚大な被害になってたと思うんですよ」


    ボクは、堤防の上に登って、海を見渡しました。

    海は、やっぱりそのまんま。

    知らん顔して、静かに打ち寄せてきたりしてます。


    2013/4/22
    ガンバレ、自衛官候補生!

    さて、自衛官候補生への突撃インタビューのお話のつづき。

    自衛官候補生は、あくまでも「候補生」なので

    まだ正式に自衛官じゃないんですね。

    だから3ヶ月間、この新隊員教育隊で

    正式な自衛官になるための素養を身に付けるため、

    みっちり勉強するんだそうですよ。

    そりゃそうと、

    破傷風予防接種が終わって、普段は俊敏な新隊員のみんなも

    動きがゆっくり。

    予防接種の後は、激しく動いちゃダメなんだそうです。

    で、今がチャンスと、インタビューしちゃいました。


    「お、そこの青年、ちょっとお話聞かせてね」

    「はい!」

    てなわけで、まずは、眼鏡がインテリ感を醸し出してる26歳の河野君。

    2区隊の1班で前期教育をうけているそうです。


    「26歳だと、他のみんなよりちょっと年上だから、大変なんじゃない?」

    と、少し心配すると、にっこり笑って

    「大丈夫です」

    「なんか、スポーツやってたんだあ」と、ケケマル。

    「長距離ランナーでしたんで」

    「でも、寒いッス」

    河野君の生まれは、関西だということで、

    東北の寒さにまだ完全には、慣れていないようです。


    「いつもは関西弁なんですけど、こっちで関西弁だとなかなか馴染まないので、

    標準語で話してます」

    なるほどね。

    そういうことって、あるよね。

    「とにかく、がんばって!」

    「はい! がんばります!」

    河野君の元気な声がかえってきました。


    続いて、破傷風を終えてやってきたのは、いかにも元気爆発な感じのキャラクター

    川村君。

    もう、ボクの目の前に現れた瞬間から、みんなにいじられちゃってます。

    「川村は、ムードメイカーなんだよ」

    だろうなあ・・・。

    どんだけ眉毛がつりあがってんの?ってくらいだもん。


    さて、川村君は2区隊の5班。

    アイスホッケーで鍛えた肉体と連帯感はただものではない感じ。

    で、終礼のときに、川村君が考えた2区隊5班の掛け声を

    毎日バージョン変えてみんなでやってるそうで、

    それが名物みたいになってるらしい。


    って、その場駆け足みたいなポーズをしようとしたら

    「こら、川村! 激しく動くな!」って、怒られた(笑)


    「じゃあ、掛け声だけやります!」

    「お願いします!」

    「2区隊!5班!・・・○×¥!〆×!・・・」

    ここから先は、文字で書くことができません(下ネタのため)。

    でも、川村君が言うと、「2区隊5班」ってのが、「肉体ご飯」に聞こえる〜。


    そんなわけで、お昼になったんで、ついでに隊員食堂へレッツラGO!

    上品に食べる河野君と・・・

    ガツガツ大盛りに貪りつく川村君。

    この対照的な2人のこれからが楽しみ!


    そうだ、河野君と川村君の前期教育3ヵ月間を密着取材してやろう!

    そう、心に誓うケケマルでした。

    ガンバレ、自衛官候補生!


    2013/4/17
    そうだ、岩手駐屯地へ行こう!

    とにかく、今日はとても晴れていました。

    こんな晴々した日は、どこかへ出かけてみたくなるものです。

    そうだ、陸上自衛隊岩手駐屯地へ行こう!


    陸上自衛隊岩手駐屯地は、岩手県の内陸に位置し

    目の前にそびえる岩手山は、いまだ雪に覆われてる

    (4月だというのに!)

    というとても風光明媚な駐屯地です。


    そんな岩手駐屯地では、

    今ちょうど、この春入隊したばかりの新隊員のみなさんが、

    教育の真っ最中。



    各班ごと整列。

    思わず、ボクの背筋もピン!

    これから何がはじまるんだろう???

    「破傷風の予防接種ですよ」と、

    親切に声をかけてくれたのは

    第9特科連隊教育隊の千葉曹長です。

    千葉曹長は、この教育隊の先任で、

    新隊員のみんなから絶大な信頼がある方だそうで。

    ボクも少し緊張気味です。

    「破傷風の予防接種? どんなもんか見せてもらえますか?」

    中に入ると、新隊員がズラ〜っと並んで、破傷風の予防接種中。


    ううう。。。

    ボク、注射キライ!

    逃げ出すボクに、先任がニッコリ。

    「どうせなら、営内も見ていきな」

    営内とは、自衛官が駐屯地の中で寝起きをする居室のこと。

    「あ、いいんですか?」


    けして広い空間とはいえないけど、

    ここで3か月間、仲間とともに過ごしたら、

    結束は強まるだろうなあって感じ。

    なんて、思ってると

    「営内点検!」


    突然、始まる営内点検。

    ・・・ドキドキ

    水平直角。

    営内は完璧なまでに整頓されておりました。

    ついでに、ここが洗濯室。


    洗濯機が大量に並んでますね。

    「いやあ、いろいろ見せてもらって、すみません」

    と、立ち去ろうとしたボクに、

    「新隊員にも会う?」

    と、先任。

    「いいんですか?」

    じゃあ、初インタビューか?

    ってなわけで・・・つづく!


    2013/4/1
    新年度明けましておめでとうございます!

    いよいよ、新年度がはじまりましたね。

    今日は全国的にどんと晴れらしいですから、気分がイイです。

    この春(といっても岩手の春はまだ遠くにありて思うものだけど
    晴れて自衛隊に入隊・入校された皆さん、
    心からおめでとうございます!

    新しいことを始めるって、何んだかがむしゃらな感じがしてイイですよね。

    たとえば、かっこいい車に乗って、エネルギー満タンで、燃費なんて気にしないでまっすぐな道をひた走る爽快感。新年度の窓を開けて、

    清々しい風を思いっきり感じましょうよ。

    そういう意味で、新年度明けましておめでとうございます!

    ちなみに、このケケマル日記は、編集後記的な感じで

    イベント体験談や日々思ったことなんかを書いていきますんで

    今後ともよろしくお願いします。




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