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NEW実働により対処能力向上を図る

みちのくアラート2018及び岩手県総合防災訓練参加

 岩手駐屯地(第9特科連隊長兼ねて岩手駐屯地司令:野口1佐)の各部隊は11月9日から11日までの間、東北方面総監(上尾陸将)が担任・実施した「みちのくアラート2018」に参加しました。
 本訓練は、三陸沖での地震発生による地震被害及び津波被害、ゲリラ豪雨による各種災害が発生した想定で東北方面隊が東北6県に実際に展開する実動訓練で、岩手県においては県の総合防災訓練と併催し大規模な訓練となりました。
 前段訓練では、災害発生時のFAST-Force(初動対処部隊)の活動、自治体及び関係機関との連携要領等を訓練して総合的な災害対処能力向上を図るとともに、後段訓練では想定を準用した自治体計画の各種訓練に参加して、人命救助や炊き出し訓練など各機能ごとに関係機関や参加した地域住民とともに対処能力向上を図りつつ、防災知識の普及、防災意識の高揚を図りました。
出発するFAST-Force 県庁で情報収集にあたる隊員
関係機関と情報共有(陸前高田市) 孤立者救助(田野畑村)
女性部と連携した炊き出し(田野畑村) 施設部隊が架けた橋を渡る住民(遠野市)
関係機関と連携し倒壊家屋から
行方不明者を捜索(大船渡市)
救助者を搬送する新隊員(大船渡市)
応急救護を市民に説明する衛生隊員 一生懸命に訓練に参加する女の子

各種活動への理解と信頼の獲得を図る

平成30年度航空機体験搭乗

 岩手駐屯地(第9特科連隊長兼ねて岩手駐屯地司令:野口1佐)は11月3日、駐屯地において「平成30年度航空機体験搭乗」を八戸市に駐屯する第9飛行隊(UH-1×2機)の協力を得て実施しました。
 体験搭乗には、駐屯地モニターや各協力関係者等50名が参加して、担任する司令業務室長からの全般説明、パイロットによる安全教育や航空機の運用等についての説明を受けたのち搭乗を開始しました。雲一つない快晴の秋空に参加者を乗せた航空機が飛び立ち、頂を白く染めた岩手山と紅葉最盛期の山麓を眼下に体験搭乗を楽しみました。
 本体験搭乗により、自衛隊の活動の周知と理解の獲得、信頼感の醸成を図ることができました。
全般説明する司令業務室長 航空機に乗り込む参加者
快晴の空へ飛び立つ航空機 搭乗を終え笑顔の参加者

常に弾先を意識して行動せよ!

平成30年度第2次師団訓練検閲受閲

 第9特科連隊は10月19日から26日までの間、北海道矢臼別演習場において「平成30年度第2次師団訓練検閲(師団特科隊(DA)訓練検閲)」を受閲しました。
 受閲にあたり師団特科隊長(連隊長)野口1佐は、「常に弾先を意識して行動せよ」を要望し、「我々野戦特科の使命は、対地火力の骨幹として火力戦闘により作戦部隊の任務達成に寄与することにある。この事を改めて深く胸に刻み、職種徽章に恥じないよう大隊、中隊、小隊、班、組レベルでの部隊の基本的行動、隊員一人一人の戦闘行動における基礎動作を確行し、75式榴弾の弾先に全精力を注入してもらいたい。」と訓示し隊員を奮起させました。
 検閲は、岩手駐屯地から民間のフェリーを活用し、約990Kmに及ぶ長距離機動の後に矢臼別演習場へ進入し陣地を占領しました。冷え込む北の大地において各隊員は、砲班の発射する砲弾1発1発に意識を集中し、ゲリラや砲弾落下等のあらゆる状況に適切に対処し、野戦特科魂を遺憾なく発揮して士気旺盛にそれぞれの任務を全うしました。
 実射検閲では、配置間もない78名の新隊員に対し、教育では得られない実戦的な応用動作を習得させ、部隊の射撃練度向上を図るとともに、各部署の迅速・機敏、正確な動作により高精度の射撃を実施して、戦術・実射の総合評価「優良」の評価を得ました。
 連隊は、今後も師団の火力戦闘の要としてその役割を遺憾なく発揮するため検閲で得た成果を今後の訓練に反映させ、「本物」たる精強で強靭な特科部隊の育成を図っていきます。
地点指示・命令下達する連隊長 直接警戒にあたる隊員
自走で陣地進入するFH-70 射撃準備と並行し障害を構築
射向付与を受ける照準手 砲弾を運ぶ配置間もない新隊員
作戦会議で状況報告する大隊長 深夜拘束者の対応をする隊員
射撃に備えるFH-70 射撃任務を開始する砲班
射撃諸元の最終確認 迅速な射撃を実施!

連隊の任務完遂能力向上!

平成30年度師団射撃競技会参加

 第9特科連隊(連隊長:野口1佐)は10月3日、師団が実施した「平成30年度師団射撃競技会」に参加しました。
 Aグループ(普通科:9ホール射撃)、B・Cグループ(その他の連隊・大隊・隊:弾倉交換を含む8発の射撃)に分けられ、それぞれの射撃要領において各種事態に即応できる射撃練度の向上を図るため実施した競技会に、連隊はBグループとして参加しました。また、併せて駐屯地モニターや隊員家族を招待し、真摯を披露することで各種活動に対する理解と信頼感の醸成を図りました。
 競技会に参加するにあたり、連隊各部隊は至近距離射撃能力の底上げを図るため、全隊員が部隊の名誉と誇りのため一丸となって練成を積み重ねて競技に臨み、抽選や指定により選出された隊員は、52秒間の限られた時間内で100メートルを疾走、左右の的に対し2発ずつ、弾倉交換を含む合計8発の仲間達の想いを乗せた銃弾を迅速・確実に射撃しました。
 表彰は個人に対して7日に実施され、Bグループ陸士の部において、第3大隊第6中隊の畑中翔太陸士長が第1位に輝き、その他の隊員も練成の成果を発揮して健闘しました。
 本競技会により、師団長要望事項である「本物たれ」を具現するため、あらゆる事態に即応でき、真に戦える戦闘員として連隊全体の任務完遂能力を大きく向上することができました。
静かに闘志を燃やす 一斉にスタート
100メートルを疾走 コース途中の台上を一気に超越
左右の的に正確・迅速に射撃 素早く弾倉交換
再び迅速に射撃 第1位に輝き表彰される畑中士長

新たな戦力として各部隊へ配置

新隊員特技課程教育修了式

 第9特科連隊(連隊長:野口1佐)は9月18日、「新隊員特技課程教育修了式」を実施しました。
 7月に連隊に配置され、専門的な知識・技能を修得するため教育を受けてきた新隊員は、仲間とともに一丸となって訓練に励み、培ってきた技能の全てをぶつける訓練評価では素晴らしい成果を残してこの日を迎えました。逞しい野戦特科隊員に変貌した新隊員が整列するなか、特に優秀な成績を収めた新隊員に贈られる連隊長賞を高橋竜輝2等陸士(盛岡市出身)が受賞しました。
 修了式を終えた新隊員は、連隊の新たな戦力として各部隊に配置され、砲班員として更なる技能の向上を図るとともに、通信等のより専門的な技能の修得に励んでいきます。
教育終了により実施した修了式 力強く申告する新隊員
連隊長賞を受賞する高橋2士 お祝いと激励の言葉を贈る連隊長

意思を引き継ぎ郷土の護りを誓う!

平成30年度岩手県 陸・海・空 自衛隊殉職隊員追悼式

 岩手駐屯地(第9特科連隊長兼ねて岩手駐屯地司令:野口1佐)は9月8日、「平成30年度岩手県 陸・海・空自衛隊殉職隊員追悼式」を挙行しました。
 式には殉職隊員御遺族、滝沢市長をはじめとする多数のご来賓、駐屯地各部隊長等が参列し、国の防衛のためその職に殉ぜられた二十三柱の御霊に対し「拝礼、追悼の辞、献花、弔銃」を厳粛に執り行い祈りを捧げました。
 参列した隊員達は、志半ばに倒れながらも国防の礎を築いた御霊に対して、その遺志を引き継ぎ、あらゆる事態に対応し、任務を完遂する精強な部隊であるとともに、地域とともにあり続ける郷土岩手の護りを心に誓いました。
厳粛に行われた追悼式 冥福を祈り拝礼する参列者
追悼の辞を述べる司令 冥福を祈り献花する御遺族
部隊長による献花 御霊に対し弔銃

3ヶ月の集大成を披露

新隊員特技課程教育訓練評価

 第9特科連隊(連隊長:野口1佐)は9月7日、7月に連隊に配置され、専門的な知識・技能の習得のため教育を受けてきた新隊員の、「特技課程教育訓練評価」を実施しました。
 訓練評価前に実施した隊容検査では、補助官の質問に士気旺盛に答える新隊員の姿が見られ、これまでの成果を全て発揮しようという意気込みが感じられました。
 評価は陣地進入から射撃、陣地変換までの一連の動作で実施し、新隊員達は班長指揮の下、基礎動作を確実に実施しつつも迅速にそれぞれの任務を遂行し、お互いに声を掛け、助け合いながら額に汗を流す新隊員の直向な姿が印象的でした。
 本訓練評価に全てを懸けた新隊員からは、しっかりと根付いた野戦特科精神が強く伝わるとともに、各中隊への配置後速やかな即戦力となる頼もしさを感じさせました。
ドウランを塗り気合を入れる 士気旺盛に質問に答える新隊員
迅速に火砲の展開を進める 真剣に任務を遂行する
基本を確行しコリメーターを設置 連携し迅速に展開を進める
声を掛け合いながら任務を続行 士気旺盛に射撃任務に対応
射撃準備完了を報告する女性隊員 射撃号令に合わせ気合の入った射撃

震度7!激震の北の大地へ前進開始!

平成30年北海道胆振東部地震災害派遣

 9月6日午前3時8分頃、北海道胆振地方を震源とする最大震度7の地震が発生、午前6時に北海道知事から自衛隊に対して災害派遣を要請しました。これに伴い、北海道の部隊はもとより、道外の部隊にも命令が発令され、駐屯地所在部隊の第2施設団第10施設群第387施設中隊が7日午前2時に駐屯地を出発しました。
 施設中隊は命令が発令された事により、車両7両(油圧ショベル×2、バケットローダー×2含む)人員14名が派遣準備を迅速に整え、施設中隊長に準備完了を報告、「人命捜索や災害復旧に全力を尽くしてもらいたい。」と激励を受け、中隊の隊員が見送るなか、激震に見舞われた北の大地へ向け前進しました。
車両の点検にあたる隊員 個人装備を準備する隊員
激励する施設中隊長 行動命令を伝える派遣隊長
隊員の激励を受け出発 現地へ向け前進開始

射撃と任務完遂能力向上!

平成30年度連隊小火器射撃競技会(至近距離射撃)

 第9特科連隊(連隊長:野口1佐)は8月28日、滝沢市にある滝沢射場において「平成30年度連隊小火器射撃競技会(至近距離射撃)」を実施しました。
 競技は、抽選で選ばれた隊員4名と、中隊長の指定する隊員2名の合計6名で競う中隊対抗の部と、個人対抗の部で競い、選手として選ばれた隊員は、部隊の名誉をかけ、連隊の頂点を目指し競技に臨みました。
 各隊員達は、日頃の練成の成果を遺憾なく発揮して、スタート位置から射座までを全力で走った息があがった状態においても、限られたわずかな時間内での弾倉交換を含む迅速・正確な照準と射撃を実施しました。
 残暑が残るなか実施した競技会を制したのは、隊員全てが針穴を通すような射撃を見せた第3大隊本部管理中隊が中隊対抗の部を制し、個人の部では情報中隊の長山3曹が第1位に輝きました。
 本競技会によって部隊の士気と団結が更に強化されるとともに、隊員の射撃能力及び部隊の任務完遂能力は大きく向上しました。
競技前に射撃練習を繰り返す隊員 静かに闘志を燃やす選手
応援者が見守るなか全力疾走 台上へ勢いよく飛び上がる
激動後の射撃 息が上がるなか迅速・正確な射撃