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 春は、出会いと別れの季節と言われますが、自衛隊でも、毎年この時期は入隊してくる後輩達との出会いがあって、一段と活気があふれてきます。
 今年の岩手地方協力本部ホームページ特別企画は、陸上自衛隊岩手駐屯地の自衛官候補生教育隊に密着してみました。
 毎年、どこの教育隊でもそうなのですが、この教育により、「同期や教官との強い絆」が自然と生まれます。緊張した着隊時から、前期教育の修了までに育まれる様子をご覧ください。
 また、岩手駐屯地に入隊した自衛官候補生のご家族の皆様や自衛隊に入隊を考えているので、どんな訓練をするか知りたい!という皆様などなど、今回の特別企画で、自衛隊の事や訓練の様子を更に知っていただけたら幸いです。皆様の疑問「自衛隊って入隊したら実際どうなの?」にお答えします!!

更新履歴
主要な出来事 更新月日
1、着隊(4月1日) 4月26日
2、号調(4月2日)
3、戦闘服受領、基本教練開始(4月3〜4日)
4、入隊式会場準備と予行(4月6日)
5、入隊式(4月9日)
6、銃授与式(4月11日)
7、小銃の「分解結合」(4月11日) 4月28日
8、体力検査(4月12日)
9、停止間の動作(執銃)(4月14日)
10、学科:歩哨(4月20日)
11、昼食タイム(4月20日)
12、10q行進(4月24日) 5月15日
13、掩体構築(4月25日)
14、某日の課業外
15、歩哨訓練(4月26日) 5月26日 
16、歩哨訓練総合(4月27日)
17、戦闘訓練(5月10日)
18、空包射撃訓練(5月19日) 6月15日
19、実射訓練(5月23日)
20、実射訓練の後・・・(5月23日)
21、防護マスクの使い方(6月14日) 6月29日
22、修了式を前に(回想) 7月3日
23、修了式・祝賀会(6月25日) 7月24日  
24、旅立ち(7月3日)

24、旅立ち(7月3日)

 修了式が終わり、次は後期教育が始まります。一緒に前期教育を受けた同期ともお別れの日が来ました。
 助けられたり助けたり色々なことがあったと思います。見飽きた顔と思っていたとしても過酷な教育を一緒に受けた同期が去って行くのは悲しいと思います。
 でも、いつかどこかで同じ部隊やその近くに配属されることもあると思います。彼らは同じ自衛官で、同期の桜として繋がり続けていきます。
 辛いことや嬉しいこと、それを共有できるのは「前期教育の同期」なのですから。
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23、修了式・祝賀会(6月25日)

 入隊当初は慣れないことが多く戸惑うことばかりだったと思います。この教育隊で学んだ事、この時この場所でしか得られなかった「絆」を得て、心身ともに大きく成長したことが見るだけでお分かりいただけると思います。
 自候生達は7月で「自衛官(2等陸士)」に任官し、各職種ごとの専門知識・技能を学びます。
 隊員達は、家族に見守られる中、自衛官としての一歩を踏み出しました。
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22、修了式を前に(回想)

 今回は未使用の画像で平成29年度自候生たちの活動を振り返ります。
 楽しみや悩みを分かち合った自候生達ですが、教育も終盤となってきました。一緒に過ごせるのもあと僅か。
 きっと今こんな気持ちではないのでしょうか。
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21、実射訓練の後・・・(5月23日)

 数々の訓練をこなしてきた自候生たち。なんか今日の訓練は少しテンションが違う?全員が楽しみながら臨んでいるように見えました。まあ、とにかく今日は『防護マスクないと悲惨な目にあうよ!!』ってのがわかればヨシっ!という感じです。
 それぞれ仲間たちととても楽しそうにしていますが、修了式の日が近づいています。自候生でいられるのも後わずかな時間です。
 みんなそれに気づいているのでしょうか・・・
 ※この防護マスクは、地下鉄サリン事件の報道写真で出てきた「アレ」です。
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20、実射訓練の後・・・(5月23日)

 実射訓練日の夕方、自候生たちを訪ねてみたら、なぜか姿が見当たりません・・・?どうやら少し予定が遅れたようです。
 訓練も走る!移動も走る!夜は動き回る?いつもみんなで団体行動の自候生。
 今回はある日の訓練後の様子を覗いてみましょう。
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19、実射訓練(5月23日)

 空包射撃訓練を先日終了して、いよいよ本日は実射訓練を行います!配置や訓練の流れなどは空包射撃の時と同じですが、場所と使用する弾薬は変わります。どの自候生も真剣に臨んでいたので、山の中にある射撃場は実弾の射撃音のみが響いていました。
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18、空包射撃訓練(5月19日)

 あまり知られてはいませんが、自候生が自分の銃に愛着を持って使うようにと、教育隊では個々の小銃に名前をつけるように、と面白い指導を行っています。
 さて今回は、空包射撃の訓練に潜入しました。これまでは「持って歩く」や「分解して整備」だけだった小銃ですが、ついに空包射撃を行います。空包なので実際に弾が出ませんが、発射音や射撃の反動に慣れることなどを目的に行われます。
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17、戦闘訓練(5月10日)

 戦闘訓練は、最初は立った姿勢ですが、敵の陣地に近づくにつれ姿勢が低くなります。最後に味方の応援射撃を受けた後に、銃を構えて全力で突入するという想定で行われます。そういえば、自衛隊=匍匐前進(ほふくぜんしん)というイメージ・・・強いですよね・・・・
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16、歩哨訓練総合(4月27日)

歩哨訓練総合(4月27日)
 前回は掩体で動かずに周辺を監視・警戒する「歩哨」でしたが、今回は移動しながら監視・警戒する訓練もやってみました。
 前日の雨で白い火山灰は黒い泥となり、足元が悪い中を監視・警戒中に不審者が!
 その時歩哨は!!
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15、歩哨訓練(4月26日)

 歩哨訓練…それは「見張り」です。 歩哨をする隊員も、自分が発見されないように色々な偽装※を身にまとっているため、写真は見づらいかもしれませんが、それだけ偽装の効果も大きいと思われます。先日は「掩体構築」をホームページ上に掲載しましたが、今日は習ったことを発揮して構築した掩体を使っての歩哨訓練ということで、自衛官候補生の教育は、段階的に行われてゆくことがわかりますね!ところで、候補生の皆さんは、座学よりも体を使った訓練の方がイキイキとして見えるのは気のせいでしょうか…
※偽装:周辺の植物を身に着けたり、顔をドーランで周辺の色に似させたりして身を隠すこと
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14、某日の課業外

 課業外・・・一般的に言うところの定時後というところでしょうか
 自候生たちはどんな感じにしているのでしょうか
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13、、掩体構築(4月25日)

 『掩体(えんたい)』とは敵弾から装備や物資、人員などを守るためのもので、タコツボと呼ばれます。
 穴の大きさ等々が厳格に決まっていて、 1人用のものから戦車が入れるほどの大型のものまであり、ベテラン陸曹になると一人でホイホイと作ってしまうはずです。
 家庭菜園をやっていらっしゃるお父さん・お母さん!喜んでください!これからはご子息が以前と違ってバンバン掘ってくれますよっ!
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12、10q行進(4月24日)

 入隊してからおよそ3週間。今日は戦闘服に半長靴※で、小銃を持ち10qを行進します(6月初旬には25q行進を予定)。
 もちろん車両や航空機などの移動手段もありますが、車両や航空機などを使用できない地域への部隊移動は徒歩となります。その移動だけで疲れ果てては、その後に行うべき「本当の」任務を遂行が出来ません。ただただ長距離を歩くことが目的ではないこの訓練、なかなか重要な意味があります。まずは「全員で」完歩することが今回の目標です。
 
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11、昼食タイム(4月20日)

 午前中の課目が終了し、昼食と昼休みに入りますがその前に候補生達は、まだ動きます!!
 先日行われた体力測定の結果から、自分の体力的な弱点を導き出された候補生は、自主的にトレーニングを行い始めています。
 だいぶ団体行動にも慣れてきて、この日も班の皆で声を掛け合って、自主トレーニングを行っていたのですが、お互いが打ち解けてきた様子が写真でもわかると思います。
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10、学科:歩哨(4月20日)

 この日は学科、歩哨※の授業がありました。
 教壇に立つのはレンジャー阿部2曹です
 授業は、阿部2曹の自己紹介からはじまったのですが、阿部2曹の体験談に対する質問に花が咲き、教場は一気に和やかに!
 しかし、授業ですから、集中も必要。阿部2曹は、教場の空気を巧みに作り上げて授業を進めました。教官!さすがです!
※警戒・監視の任務にあたることです。
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9、停止間の動作(執銃)(4月14日)

 4月9日(日)に行われた入隊式をご覧になられた方は、『一週間でこんなに変わるのか?』と思われた方もいらっしゃると思いますが、自衛官の礼式には、たくさんのものがあります。この日は銃を持った時の基本教練を行いました。
 号令にあわせて、皆が同じ行動をすることには、団体行動の統制された美しさもありますが、この訓練により小部隊の団結心が生まれてくるのです。
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8、体力検査(4月12日)

 今日は基礎体力を検査しました。
 今後の体力練成を効率的に行うため、個々の基礎体力のデータを区隊長・班長が掌握※し、それを基に自衛官としての基礎体力を向上させていきます。当然のことですが、運動経験が豊富な候補生も豊富でない候補生もいますので、それぞれの能力に見合った体力向上策を見つけて、弱点を克服させてゆくのです。
 自衛隊に入隊する前、一番不安なことは「体力!!」という声が多かったのですが、自衛官全員が最初から体力抜群なわけではありません。(筆者も入隊前はそうでしたが・・・(文化部出身))このように、効率的に訓練を積んでゆくのです。
※握りつぶされそうな語感ですが、一般で言うところの「確認」とか「理解」とかの意味です。
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7、小銃の「分解結合」(4月11日)

 本日は、小銃の分解・結合を訓練します。
 小銃の部品名を覚える事はもちろんですが、分解・結合は、自衛官である以上必要不可欠となります。
 数年すれば暗闇でも素早く分解・結合できるほどに習熟しますが、基礎的な教育ですから安全確実が重要ですし、細かい部品があるので、落としたり壊したりすることがないよう慎重に行います。
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6、銃授与式(4月11日)

 今日は、自衛官候補生各人に、各人専用の小銃が貸与されました。
 当然ですが、その「重み」が感じられているようです。
 先ずは、教育隊長が各区隊の代表に手渡し、その後各区隊長から候補生に手渡されました。
 その後は、区隊旗の授与です。この旗の下に、教官(区隊長や班長など)と候補生が強い絆で結ばれてゆくのです。
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5、入隊式(4月9日)

 いよいよ入隊式当日です、凛々しい制服姿のご子息の雄姿はいかがでしたでしょうか?
 男気が3割増しで見えたと思いますが、決して制服効果などではありません!
 教官の熱意と隊員の「やる気」をもってすれば、僅か1週間でこうなります!つまり「自衛隊効果」です!
 これまでの1週間は、なれない環境で苦労しました。そしてこれからも辛い時や苦しい時があると思いますが、ぜひご家族の皆様からも激励をしていただきたいと思います。
 ご家族の元に戻るたび、その一挙一動に成長を見ることが出来るはず。
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4、入隊式会場準備と予行(4月6日)

 縫い物の続きです。自分の戦闘服にネームを縫い付けます
 初日と違い、だいぶ慣れた感じになりまして、表情に余裕がありますね。
 さて、どこの基地や駐屯地でも、この時期は入隊式が行われますが、岩手駐屯地は、4月9日に行われています。会場準備では自衛隊の行動でよく目にする「水平直角」を初めて実践しました!
 それから、先日訓練した基本教練の成果を発揮して、入隊式の予行を行っています。
 ホームページは「画像」なのでお伝えできないのが残念ですが、自候生たちとても「声」が出ています!なんという順応の早さ!
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3、戦闘服受領、基本教練開始(4月3〜4日)

 待ち焦がれた自分用の戦闘服を受領しました!
 号調を行っているので、ご覧のとおりサイズはピッタリですね。
 着用したからには色々やってみたくなる自候生達※! 早速基本教練※が始まりました。
 自衛隊のイメージというとやはり「敬礼」だと思いますが、敬礼の種類も実は様々あるのです。
 これから色々学びますが、この日は「停止間の動作」というところから始めました。
※自候生とは? → 自衛官候補生のことです。岩手駐屯地では、自衛官候補生の教育を行っています。
※基本教練とは? → 自衛官としての基礎動作と規律心を学ぶ訓練です。個人の動作、部隊の動作がありますが自衛隊の各種行動の基礎を作ります。
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2、号調(4月2日)

 営内生活が始まりました、これからは、集団生活をしながら絆を深めます。全員で食事・洗面・休憩などなど、ちょっと部活の合宿みたいですね!
 さて、今日は号調※、縫い物などを行いました。
 自衛隊の中でジャージ姿でいることに違和感を感じた人も少なくないと思いますが、号調をして気分が上がり、今後の自衛隊ライフに期待が膨らんだ?のではないでしょうか!
 縫い物はジャージに名札を縫い付けるために行いました。あちらこちらで「痛って〜」と!指に針を刺しちゃったのですね?
 入隊激励会の際に皆さんにお送りしたソーイングセットが、ここで役に立ちましたね!
 ※服のサイズ合わせです(制服、戦闘服のほかに帽子や半長靴などの号数を合わせます。)
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1、着隊(4月1日)

 ついにこの日が来ました!! いよいよ岩手駐屯地に着隊し生活の場を営内生活※へと移します。
 自衛隊がどういうところか理解して来ているつもりですが・・・。緊張します!
 受付が終わってから、隊舎※のそれぞれの部屋でジャージに着替えて健康診断に向かいました。
 その後、自衛官を目指した決意を心に刻み、特別職国家公務員としての宣誓を行います。
 同室の同期ともまだ少しぎこちない感じですが、まずは初日の行事を終えて・・・・消灯・・・・。
※営内とは? → 陸上自衛隊では、駐屯地内の事を言います。
※隊舎とは? → 自衛官が勤務したリ、居住したりする建物を言います。
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