― 「平和を、仕事にする。」それが私たち自衛隊です。―
自衛隊は、わが国の防衛を主たる任務とし、わが国に対する侵略事態に備えるための体制を整備しています。また、不審船・武装工作員などによる活動、核・生物・化学兵器によるテロなど、必ずしも防衛出動に至らない場合であっても、わが国の平和と安全に重要な影響を与える事態や大規模な災害などに対しては、関係機関と連携し、迅速かつ的確に対処し得るような即応態勢を維持・向上させています。
また、国際的な安全保障環境を改善するために国際社会が協力して行う活動に主体的かつ積極的に取り組んでいます。
◆ 国の防衛
自衛隊では、平時においてもさまざまな準備・訓練を行い、万一外部からの侵略行為があった場合には即座に効果的な対応ができるように備えています。また、日本周辺の海や空を常時パトロールして有事の可能性をいち早く発見するなど、国民の生活が脅かされることのないよう防衛力の強化に努めています。これらの取り組みを通じて自衛隊の確かな防衛力を広く示すことは、侵略行為の未然防止にもつながっています。
◆ 災害派遣
自衛隊では、大規模な自然災害や原子力災害など特殊な災害の発生に際して、国民の生命及び財産を守るため、国内のどの地域においても災害派遣ができる態勢を保持しており、地震・噴火などの自然災害や火災・海難・航空機事故からの人命救助、捜索や被災民の生活支援、被災地の復旧などのほか、離島などの救急患者を航空機で緊急輸送しています。各種の災害に迅速かつ的確に対応するために、災害派遣計画を策定するとともに、平素から計画の実効性を高めるための訓練をはじめとしたさまざまな取り組みを行っています。
◆ 国際平和協力活動
自衛隊は湾岸戦争後、掃海艇をペルシャ湾に派遣して以来十数年間、国際平和のための活動を継続してきました。今後も国際的な安全保障環境を改善し、わが国に脅威が及ばないようにするため、国際平和協力活動がさらに重要な位置づけとなる中、自衛隊が行う国際平和協力活動はこれまで以上にその重要性を増し、派遣される自衛隊員の一人ひとりがわが国の国際平和協力活動の主役として活躍することが求められています。
◆ その他
●不発弾処理 ●機雷除去 ●総理大臣・国賓の政府専用機での輸送 ●南極観測隊員及び物資の輸送 ●土木工事 ●教育訓練の受託 ●国際的運動行事への協力 ●在外邦人の輸送 ●国家的行事での礼式