平成２８年度第６回　予備自衛官５日間訓練を終えて

　２月３日から７日までの間、相馬原駐屯地において、第１２高射特科中隊が実施した平成２８度第６回予備自衛官５日間訓練（８０名参加）を支援しました。

　初日の訓練開始式では、訓練担当官の訓示及び県隊友会副会長からの温かい激励があり、寒風吹きすさぶ中ではありましたが、予備自衛官は真剣に耳を傾けていました。

　多様な訓練の中、体力検定では各種目を全員が精一杯実施しており、垂直跳びで一際高く飛んだ隊員に対して歓声が沸く場面もありました。

　また、職種訓練では、短ＳＡＭ及び近ＳＡＭの展示が行われ、近ＳＡＭの射撃訓練展示では、現職隊員の手際良い動作に感嘆の声が上がりました。

　初日及び３日目には、地本による永年勤続等表彰式を実施し、上限顕彰を受けた隊員からは、「仲間のおかげでここまでやってこれました。今後は外から自衛隊を応援していきたいです」との前向きな言葉が寄せられました。

　訓練期間中は、晴天に恵まれましたが、２月の寒さに加え時折強風が吹く等、厳しい気象条件でしたが、全員が無事に訓練を完遂しました。

　訓練を終えた予備自衛官達の顔は充実感に溢れており、来年度の訓練での再会を約束し、笑顔で帰路につき日常に戻っていきました。