予備自衛官とは

多くの国では、普段から、いざという時に必要となる防衛力を急速かつ計画的に確保するため予備役制度を整備しています。
 我が国においては、これに相当するものとして即応予備自衛官制度、予備自衛官制度、予備自衛官補制度という3つの制度(以下、「予備自衛官等制度」)を設けています。
 いずれも、普段は社会人や学生としてそれぞれの職業に従事しながら、一方では自衛官として必要とされる練度を維持するために訓練に応じるものです。そして、予備自衛官と即応予備自衛官は、防衛招集や災害招集などに応じて出頭し、自衛官として活動します。

  

〜3つの予備自衛官制度〜

予備自衛官ニュース


予備階級 3等陸尉

氏  名  木下 陽介

最終部隊 第4後方支援連隊 第1整備大隊

〜予備自衛官としての所感〜


 自衛隊を退職して、予備自衛官として招集訓練に参加するまでに約2年が経過しており、不安がありました。
しかし、招集訓練では、現役の自衛官であった際に得た知識や技術を 基礎から復習でき、新たに学ぶことも多々あり、大変有意義に感じています。
これからも、 毎年5日間の招集訓練に参加し、技術の向上に努めたいと思っています。
〜予備自衛官未志願者に一言 〜
 自衛官としての勤務年数が少なかったり、退職後に間があったとしても招集訓練では、 基礎から学べるので安心して訓練に臨めると思います。
また、経験豊富な先輩方が多いの で、新しい知識、技術を学ぶこともできます。
自衛隊で得たものは、そのままでは風化してしまいますが、招集訓練で維持向上できるので、充実した5日間を過ごすことができます。

予備階級 准尉

氏  名  野田 常夫

最終部隊 第4後方支援連隊

〜予備自衛官としての所感〜


 平成13年定年退官し、引き続き予備自衛官となって9年間、日数にして46日間の招集訓練あっという間でした。
体力を維持できた事や自己管理ができたことが成果だと思います。

予備階級 陸士長

氏  名  宮本 博輝

最終部隊 第41普通科連隊 第3中隊

〜予備自衛官としての所感〜


 少しでも国の為に何かできればいいと思いました。
〜予備自衛官未志願者に一言〜
 一度予備自衛官を体験してみた方がいいですよ。

予備階級 士  長

氏  名  山下 麻衣子

最終部隊 愛知県 小牧基地

〜予備自衛官としての所感〜


  航空自衛官として7年間勤務し陸上の予備自衛官となって早や3年が経ちました。振り返ってみると毎年5日間の訓練では色々な方に出会い、充実した日々が送れるので、毎回楽しみにしています。  
訓練等では、教官の厳しい指導のおかげで毎年少しずつステップアップしているようでやり甲斐を感じます。
また、自衛官を退職してからも自衛官としての誇りを持っていますし、今では来年も頑張ろうという気にさせて頂く貴重な時間になっています。
今後も男性にも負けないように精一杯努力し訓練に励みたいと思います。
〜予備自衛官未志願者に一言〜
 予備自衛官になる事によって、多くの情報・充実を得ることができますし、きつくて死にそう時でも助け合える仲間がたくさんいます。
普通では経験の出来ない射撃等の訓練、少しでも国を守る為に・少しでも役に立ちたいと思われる方は、是非志願していただきたいと思います。


予備階級 1  士

氏  名  吉原 真実

最終部隊 予備自衛官補

〜予備自衛官としての所感〜


  20.8.6付で予備自衛官となり昨年度の10月に北熊本駐屯地での転地訓練に初出頭しました。
今年度は5月に福岡駐屯地での訓練を終了し、予備自衛官としての意識も高まってきました。
背も低く運動神経も悪い私しですが皆様に支えられて想像以上に楽しくて充実した訓練を受けています。
縦横のつながりも深まり、自衛隊の知識はもちろん、恋愛話や人生論も夜遅くまでワイワイ語ったりと、訓練に来るたびに精神的・肉体的以外にも沢山成長しながら勉強させていただいています。先輩方のようには1人で何もかもは出来ませんが、有事の際に一人でも多くの人の役に立てるような立派な予備自衛官になれるよう精進していきたいと思います。 
〜予備自衛官未志願者に一言〜
 私は前職で旅客船の仕事をしていて、中越沖地震等の災害派遣へ向かう隊員の方々を何度も見送り、その勇姿をTVで見て自衛官に尊敬と憧れの念を抱き、予備自衛官補に応募しました。
相浦で50日間、基本教練から25q行軍・戦闘訓練・射撃など一般の私には体験できないような事を班長を始め沢山の方々に指導していただき無事に卒業して予備自衛官となりました。
まだあまり知られていない制度ですが本当にオススメしたいです。
人生が大きく左右する経験ばかりですので、是非チャレンジして皆さんと一緒に向上していけたらと思います。

予備階級 2  曹

氏  名  長井 暁則

最終部隊 技能公募(看護士)

〜現在の仕事〜


 病院の病棟で患者様の療養上の世話と診療の補助という、看護師としては極めて普通の仕事を日夜実施しています。   
看護師の免許を取得して4年目で、病院内でもまだまだ知らない事や分からない事があり、日々研鑽の日々です。
〜予備自衛官としての所感〜
 技能公募の予備自衛官であり、つい先日まで自衛隊とは縁がありませんでしたが、今では常備自衛官を経験された予備自衛官、現職自衛官の指導や助言を頂き訓練を実施しています。
今までに経験した事のなかったことを、座学・訓練を通して体験しています。
予備自衛官を志願する前は国民の皆様の為に自分の知識・技術を持って貢献したいという思いでしたが、実際は多くの方々の協力や援助により自分が磨かれて行くような感じがして、改めて国民の皆様の理解と協力が不可欠であると実感しています。
〜予備自衛官未志願者に一言〜
 自衛隊の経験のない、特に若い人にお勧めしたいと思います。
自分の知らない未知の体験を実感する事によって、将来の職業選択の参考になると同時に、自分のやりたい事は何なのか理解できる小さなきっかけになると思います。

予備階級 士  長

氏  名  是永 一夫

最終部隊 第4偵察隊

〜現在の仕事〜


 陸上自衛官として4年間勤務し、現在太宰府にて、建設業に従事しています。 
〜予備自衛官としての所感〜
 今回5日間、予備自訓練に参加し訓練の重要性を再認識しました。
〜予備自衛官未志願者に一言〜
 予備自衛官になると、一般では出来ない経験が多々ありますよ。  
自分は毎年同じ時期に訓練に参加しているので顔見知りもおり、訓練時期になると再会が楽しみです。

  • 予備階級 士  長

    氏   名 石下谷 勇治

    最終部隊 第3高射特科群, 第314高射中隊

〜現在の仕事〜


 陸上自衛官として4年間勤務し、現在警察官を目指して勉強中です。 
〜予備自衛官としての所感〜
 日本の安全の為に働ける事が、私にとってはとてもやり甲斐を感じています。
また、現職の時には体験することが出来なかった、市街地戦闘を体験することが出来たこともとても良かったです。
特に、老若男女問わず、自衛隊を退官して自衛隊の外で働いている、いろんな仕事をしている予備自衛官と知り合う事が出来、そして情報交換等が出来た事が良かったです。
さらに、自衛隊の団結力の強さを改めて実感しました。
〜予備自衛官未志願者に一言〜
 私は自衛隊が嫌で退官したのですが、いざ予備自衛官になったら懐かしい事や初めての経験が出来るので、予備自衛官になって良かったと感じています。
退官する人や退官者の中で予備自衛官に入るか迷っている人は、一度5日間訓練に参加する事をお勧めします。

『予備自衛官招集訓練始まる』

 平成21年度の予備自衛官招集訓練が5月中旬から開始され、福岡駐屯地(21.5.15(金)〜19(火))で行われた訓練において、福岡地方協力本部援護課で勤務する予備自衛官である宮ア職員から激励の言葉を贈られ、奮起する予備自衛官の方々。

福岡公募予備の会

『お知らせ』

 予備自衛官 故 2等陸佐 川野芳春氏は、平成21年4月19日病気療養中のところ永眠されました。
 川野氏は、歯科医師でありながら平成14年7月1日予備自衛官補(技能)の第1期生として採用され、予備自衛官として任用されるための教育訓練を健軍駐屯地(熊本)で履修し、同年9月4日予備自衛官となられました。  
 生前は多忙な勤務の中、年間5日間の訓練を一度も休まれず、訓練出頭の折りには、予備自衛官に国際貢献への登用など予備自衛官制度の発展・充実のための建設的な意見を頂、平成20年2月3日には、予備自衛官補から予備自衛官に任用された方々の親睦や情報交換を図るため、「福岡県公募予備自の会」を発足され、会長としてご活躍されておりました。
 故・川野 氏の生前のご活躍を讃えるとともにご冥福をお祈りします。

故・川野予備2佐の訓練風景のご紹介 (左端川野2佐)
右から2人目川野2佐
中央川野2佐

『心の支え予備自衛官』

 予備自衛官招集訓練に参加して 私は現在、学生として学業に邁進しているのですが、予備自衛官招集訓練に参加して、いろいろな職業・職種の方々と出会い、毎回初めて顔を合わせる方ばかりなのですが、不思議な親近感があり、訓練があり、訓練が終わる頃には何年か一緒に訓練していて、久々にあったような感覚になります。
 また、皆さん自衛官を退職されて普段はそれぞれ、いろいろな仕事をされている方が混在しており、仕事面、生活面と、人それぞれの人生のお話しを伺う事ができ、就職活動をしていた私にとっては、とても貴重な時間でした。
 もちろん、就職が決まった今でも人生計画の参考にさせていただいています。  
更に、普段は和気藹々と過ごしている反面、訓練になると、締めるところは締めて、「さすがもと自衛官だなぁ」と、気持ちが高ぶります。  
 こういった、訓練時の独特な緊張感と、訓練以外時の和みが充実感を産み、招集訓練終了の際も「また明日からも頑張ろう!!」と前向きな気持ちになり、普段の生活の活力になっています。  私は約1年間予備自衛官として訓練してきたのですが、もっと本格的に訓練し、もっと国民の皆様のお役に立ちたいという気持ちが強く湧いてきたので、就職して就職先の了承を得る事ができれば、即応予備自衛官として訓練に参加したいと考えています。  
 予備自衛官は私の仲で、心と生活の支えになっています。

予備陸士長 石ア 佑太郎

JICAで活躍中の予備自衛官

予備2等陸尉 西山猛郎(にしやま たけお)さんは、海上の幹部自衛官として約8年間勤務された後、平成13年9月陸上自衛隊の予備自衛官に志願され、現在JICA(国際協力事業団)でご活躍中です。
 今年も予備自衛官として、福岡駐屯地でおこなわれた予備自衛官招集訓練に出頭(平成20年10月24日〜28日)され、無事訓練を修了されました。
この度、西山氏のご協力を得、海外でのご活躍の状況をお知らせすることが出来ましたのでご紹介します。
なお、予備自衛官制度は、陸上自衛隊発足(昭和29年)と同時に国家の緊急事態に対応するため補完防衛力として創設されたものであり、平成9年度には常備自衛官に準じた任務を有する即応予備自衛官制度が、平成13年度には、自衛隊員の経験がなくても予備自衛官になれる予備自衛官補制度が導入されております。


【 予備自衛官頑張っています!(最新情報) 

予備自衛官補バーチャル体験や予備自衛官の歌などが楽しめる防衛省陸上自衛隊予備自衛官のホームページはこちらから