任期制自衛官は、陸上自衛官が2年、海上・航空自衛官は3年を1任期(2任期目以降は2年)として勤務する制度です。
入隊から任期満了までの流れ
※自衛官任用一時金は、2士に任官後1年3か月未満で退職した場合、勤務期間に応じて定められた
額を償還しなければなりません。
※2士に任官時の俸給は、採用予定者の学歴、経歴により異なります。
■特例退職手当:任期満了ごとに特例退職手当を支給
その他諸手当:災害派遣手当、乗艦乗組手当、航空作業手当等がそれぞれの該当者に支給されます。
※2任期以降は2年任用
Q:「休日はちゃんとあるのでしょうか?」
A:「もちろんです!!」
自衛官の任務のイメージから、休日・休暇の取得に不安を抱く入隊希望者の声を聞きますが、プライベートタイムは十分に確保されています。
Q:「任期中の衣食住はどうなっているのでしょうか?」
A:「心配ありません!!」
■宿舎費は「無料」で、食事、制服、作業服など身の回りの被服類、寝具等も「支給・貸与」されます。
■支給される食事はしっかりとした管理の下、栄養バランスを考えたメニューが出され、隊員たち の楽しみの一つにもなっています。
職務を通じて習得する数々の専門的技能に加え、さらに民間へ転じても自信と誇りを持って働ける、約50種類の技能訓練科目が用意され ています。
<<たとえば…>>
大型特殊自動車
クレーン、フォークリフトの運転・操縦技能により、各種の運輸・航空関連企業へ就職が可能。
パソコン基礎
コンピュータ、ネットワークなどの幅広い知識、技能の習得により、各種IT関連企業への就職が可能。
ホームヘルパー
今後需要の高まりが予想される介護関連企業、医療施設へ就職が可能。
リフォーム施工
高まるリフォーム需要と共に将来性ある、各種建築関連企業への就職が可能。
※その他、電気工事士・自動車整備・車両系建設機械・マンション管理士…など。
Q:「任期満了後の就職のサポート態勢は?」
A:「ご安心ください。就職指導だけではなく、様々な就職援護施策でサポートをします。」
任期制退職予定自衛官には就職補導教育を実施。入隊3年目以上の任期制自衛官には技能訓練、また警察・消防等の公務員試験を前提とした公的部門受験対策講座や雇用協力企業による合同企業説明会も実施しています。
国の全面的なバックアップにより、希望者のほぼ100%が再就職を実現しています。また、企業側からも積極的に採用したいという声が寄せられています。