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◆ 企業の皆様へ



 予備自衛官は、平素はそれぞれの職業などに就いているため、必要な練度を維持するためには、仕事のスケジュールを調整し、休暇などを利用して、訓練招集や教育訓練招集に応じる必要があります。したがって、これらの制度を円滑に運用するためには、予備自衛官などを雇用する企業さまの御理解と御協力が不可欠です。特に、「即応予備自衛官」については、年間30日の訓練が必要なため、雇用企業さまに対して休暇取得の配慮など、必要な御協力をお願いすることになります。

 このため防衛省は、「即応予備自衛官」を雇用できるよう、訓練参加などのために所要の措置を行って頂いている雇用企業さまなどに(※)対し、「即応予備自衛官」雇用企業給付金を支給しています。
 
※ 即応予備自衛官を雇用する法人その他の団体及び自家営業主。(国・地方公共団体及び公共法人は除きます。また、即応予備自衛官本人が自家営業主の場合は、支給対象となりません。)




◆ 令和5年度 即応予備自衛官雇用企業研修

 令和5年11月28日(火)西濃運輸株式会社秋田支店様のご厚意により、任期制退職予定隊員11名及び各部隊の就職指導担当者7名が、同支店を訪問し、即応予備自衛官を 雇用されている企業の研修を行いました。
 西濃運輸株式会社秋田支店長より、企業概要、業務内容、即応予備自衛官が訓練へ出頭 する際に配慮事項及び企業として求める人物像について説明等を受けるとともに、同社で 勤務する即応予備自衛官との懇談を通して、企業への就業と即応予備自衛官の両立への不 安感の払拭及び即応予備自衛官への志願の促進を図ることができました。
 参加した隊員等からは、「現職の即応予備自衛官から、仕事と即応予備自衛官の両立の難 しさややりがい及び企業との良好な関係を維持することの重要性について認識することが できた。」との感想をいただきました。


   
 企業概要説明 

   
 施設見学 

   
 即応予備自衛官との懇談 集合写真 






◆ 令和5年度 即応予備自衛官雇用主等の訓練研修


 令和5年10月7日(土)秋田駐屯地において、即応予備自衛官の訓練等指定部隊である第38普通科連隊(多賀城駐屯地)の支援を受け、即応予備自衛官を雇用している企業の皆様を招き、即応予備自衛官の訓練研修(見学等)を行いました。
 第38普通科連隊の訓練概要の説明を受けた後、普段目にすることのない装備品(防弾チョッキ等)を身に着けたり、携行食(自衛官が屋外で食べる食料)に触れたり、高機動車への体験搭乗とともに、戦闘行動等の訓練風景を見学しました。
 また、自衛官の普段の食事を喫食する等、自衛隊を身近に感じていただけたものと思われます。
 参加された企業の方からは、「今回の訓練研修を通じて貴重な体験をさせていただき、即応予備自衛官の活動等を理解できた。」との感想をいただきました。



   
 装備品試着等
   
 パネル展示 高機動車体験搭乗 
   
 訓練見学
体験喫食  


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