防大タイムズNo.205

2018年10月19日

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ホセ・デ・サン・マルティン将軍胸像花輪奉呈式
平成30年度第3回産学交流セミナー開催

ホセ・デ・サン・マルティン将軍胸像花輪奉呈式

平成30年9月13日、防衛大学校にあるホセ・デ・サン・マルティン将軍胸像への花輪奉呈式が、アラン・ベロー 駐日アルゼンチン大使、セサル・カンポイ 公使、永井 慎也 日本アルゼンチン協会理事長他のご列席のもと行われました。花輪奉呈式では、アラン・ベロー大使及び國分 良成 学校長による花輪奉呈ののち、1分間の黙とうが捧げられました。

 ホセ・デ・サン・マルティン将軍は、アルゼンチン出身の軍人で政治家。1800年初期、南アメリカ各国をスペインから独立させるために活躍した。解放と独立の英雄と呼ばれている。サン・マルティン将軍の胸像は、戦後の初代駐日アルゼンチン大使であるカルロス・キロス氏から昭和31年7月に寄贈されたものである。

平成30年度第3回産学交流セミナー開催

平成30年9月21日、横須賀市産業交流プラザ(横須賀市本町)において、本校公共政策学科 河野 仁 教授による「多様性を認める社会に向けて~ジェンダー統合? ダイバーシティ・マネジメント?~」と題した平成30年度第3回産学交流セミナー(主催 横須賀市産業振興財団)が開催されました。本セミナーでは、「女性自衛官の活躍推進」について広報ビデオを上映し、防衛省の女性登用の取り組みを紹介したのち、日本の自衛隊を含め各国の軍隊でいかに女性人材の登用が進展したか、さらに人種、民族、宗教、性的志向などの面における人材の多様性がどのように増してきたか事例を交えながら講義を行いました。日頃、考える機会や時間が少ない性別(ジェンダー)、ダイバーシティ(多様性)に関する内容であったため、聴講者の関心も高く、活発な質疑応答が行われました。

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