防大タイムズNo.187

2016年12月12日

第64回開校記念祭開催

防衛大学校は、平成28年11月19日及び20日、第64回目となる開校記念祭を開催しました。開校記念祭では、訓練展示、記念式典・観閲式、体育祭(棒倒し)のほか、文化祭や研究室公開、演劇祭等、様々な催し物が実施され、来場者の関心を集めました。また、20日には、稲田朋美 防衛大臣が来校され、模擬店や文化祭、体育祭を視察されたほか、学生や一般の来場者と交流を図られました。来場者数は延べ約2万人を数え、開校記念祭は盛況のうちに幕を閉じました。

槇初代学校長生誕125年記念献花式開催

防衛大学校は、平成28年11月19日、開校記念祭の一環として、槇初代学校長生誕125年記念献花式を開催しました。本年は、初代学校長 槇智雄先生が1891年12月に誕生されてから125年となる節目の年に当たります。献花式には、槇智雄先生のお孫さんに当たる槇桂氏、折木良一防衛大学校同窓会会長、主要学校関係者が参加し、生誕をお祝い致しました。國分良成学校長は、式辞において「槇先生の残してくださった様々な思いと形となったものを我々は引継ぎ、槇先生に改めてお礼を申し上げるとともに、さらに防衛大学校の発展に尽くして参ります。」と述べました。また、来賓代表の槇桂氏より、「槇智雄の魂はここ小原台にとどまり、防衛大学校のさらなる発展を永遠に見守り続けております。」とのお言葉をいただきました。

グローバルセキュリティセンター発足記念シンポジウム開催

防衛大学校は、平成28年11月14日、グローバルセキュリティセンター発足記念シンポジウムを開催しました。コロンビア大学政治学部名誉教授 ジェラルド・カーティス氏による「アメリカ大統領選挙と今後の日米関係」と題した基調講演では、時宜に適したテーマということもあり、活発な質問応答が行われました。続いて「危機管理-予知・予防か、事後対処か-」を共通議題とする専門家によるパネルデイカッションが行われ、防衛医科大学校防衛医学研究センター 加來浩器 教授は「熊本地震における感染症拡散」、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 土屋大洋 教授は「サイバーテロと国際政治」、建設環境工学科 別府万寿博 教授は「自然災害の大規模化と研究の動向」、国際関係学科 宮坂直史 教授は「ホームグローンテロと日本」、幹事 岸川公彦 陸将は「熊本地震への自衛隊派遣を振り返る」についてそれぞれ報告し、シンポジウムは成功裏に終わりました。

平成28年秋の叙勲

政府は、平成28年秋の叙勲について10月28日の閣議で受章者を決定し、11月3日に発表しました。全受章者4,055人中、防衛大学校関係の受章者は1人で、山崎篤磨 名誉教授が瑞宝中綬章を受章されました。稲田朋美 防衛大臣による叙勲勲章伝達式は、11月9日、防衛省講堂で行われました。

防衛大学校 儀仗隊、自衛隊音楽まつりに参加

防衛大学校 儀仗隊は、平成28年11月11~13日の間、「自衛隊音楽まつり」に参加しました。自衛隊音楽まつりは、自衛隊記念日行事の一環として、毎年11月に日本武道館において開催される自衛隊最大の音楽イベントです。会場では、防衛大学校 儀仗隊のほか、陸・海・空自衛隊音楽隊や、第302保安警務中隊、自衛太鼓、在日米陸軍軍楽隊、インド陸軍軍楽隊等の約850名が、演奏や技を披露しました。防大 儀仗隊は息の合ったファンシードリルを披露し、観客を大いに魅了し楽しませました。

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