防大タイムズNo.172

2015年07月07日

「第3回日越ITフォーラム」参加者、防衛大学校を訪問

第3回日越ITフォーラムに参加したベトナム国防省情報工学局長、ゴ・ヴァン・ソン陸軍中将ほかベトナム軍将官等6名は、平成27年3月10日、防衛大学校を訪問されました。ゴ・ヴァン・ソン陸軍中将は石塚泰久副校長(企画・管理)を表敬され、ベトナムから派遣されている研究科留学生と意見交換された後、理工学科の研究室を見学されました。

東ティモール民主共和国国防大臣、防衛大学校を訪問

東ティモール民主共和国国防大臣、シリロ・クリストバウン閣下は、平成27年3月20日、防衛大学校を訪問されました。シリロ・クリストバウン閣下は國分良成学校長と懇談されたのち、資料館、学生舎を見学され、訪問の最後には、東ティモールから派遣されている留学生と懇談されました。

また、シリロ・クリストバウン閣下は、平成27年3月22日、平成26年度卒業式に参列され、東ティモールからの第1期留学生3名の防衛大学校卒業を祝福されました。

「中国における遺棄化学兵器問題に関する日中共同作業グループ会合」参加者、防衛大学校を訪問

中国における遺棄化学兵器問題に関する日中共同作業グループ会合(外務省)に参加する、中国外交部及び国防部による訪問団は、平成27年3月25日、防衛大学校を訪問されました。蔡紅 中国外交部日本遺棄化学兵器問題処理弁公室主任を団長とする訪問団は石塚泰久副校長(企画・管理)を表敬されたのち、本部庁舎、記念講堂、資料館を見学され、防衛大学校に対する理解を深められました。

南洋工科大学ラジャラトナム国際関係研究大学院リサーチフェロー マイケル・ラスカ氏、防衛大学校を訪問

南洋工科大学ラジャラトナム国際関係研究大学院リサーチフェロー マイケル・ラスカ氏は、平成27年3月30日、防衛大学校を訪問されました。マイケル・ラスカ氏は渡邉啓二副校長(教育)を表敬されたのち、記念講堂、資料館を見学され、防衛大学校に対する理解を深められました。

平成26年度古典芸能鑑賞会開催

 防衛大学校では、平成27年3月17日(水)に平成26年度古典芸能鑑賞会を開催しました。この鑑賞会は、防衛大学校学術・教育振興会の御支援を得て校友会学生委員が主催しており、全学生に対して我が国の伝統芸能に触れる機会を提供し、日本文化に対する理解を深め、幹部自衛官として必要な教養を養わせることを目的としています。
 今回は、国際的にも活躍されている柳家さん喬師匠にお願いし、落語を披露していただきました。学生にとって古典芸能の中では比較的身近なジャンルであったこともあり、柳家さん喬師匠の熱演に、会場は大いに盛り上がりました。

教養教育センター及び国際交流センターが発足

平成27年度予算成立に伴い、教養教育センター(センター長・防衛教官 田中弘和以下14名)及び国際交流センター(センター長・防衛教官 宮坂直史以下9名)の2つのセンターが発足し、4月13日、学校長からセンター員に対し、辞令交付が行われました。両センターは、防衛大学校が学校として更に飛躍・向上していくための取り組み、「新たな高みプロジェクト」の中の施策の一つとして発足したものです。

教養教育センターは、幹部自衛官として国民の安全と隊員の命を預かる立場に身を置くこととなる防大生は、一般教養(リベラルアーツ)を基礎とした豊かな人間性を形成させる必要があるとの観点から、総合企画室並びに基礎教育、国際教育、学際教育、リーダーシップ教育及びリテラシー教育の5教育部門からなる組織として新設されました。
 また、国際交流センターは、これまで、学内各部署に分散・重複していた国際交流に係る業務を一か所に集約し、効率的に業務を行うとともに、組織として戦略的に国際交流事業を展開していくために新設されました。

國分良成学校長は、辞令交付後の訓示において、「将来の幹部自衛官となるべく学生に対し、豊かな人間性を養わせるとともに、国際感覚を身に付けさせることは、非常に大事なことであり、本センターがこれに係る業務を行うものとなる。皆さんは、「すべては学生のために」を旨としつつ、同時に自らの仕事に生きがいを持って、業務にまい進してもらいたい。」と述べました。

平成27年春の叙勲

 政府は、平成27年春の叙勲について4月17日の閣議で受章者を決定し、4月29日に発表しました。全受章者4,086人中、防衛大学校関係の受章者は3人で、五十嵐保 名誉教授、戸田耕司 名誉教授が瑞宝中綬章を、田中宏巳 名誉教授が瑞宝小綬章を、それぞれ受章されました。中谷元防衛大臣による叙勲勲章伝達式は、5月11日、防衛省講堂で行われました。

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