推薦入試合格者の皆様、合格おめでとうございます。防衛大学校に入校するにあたり多少の不安があると思いますが、時間はまだ十分あるので、準備をしっかり整えて下さい。
 勉学においては、基礎ができていれば問題がないでしょう。それよりも多くの本を読んでください。知識や思考の幅を広げてくれることはもちろんのこと、防衛大学校での生活にも大いに役立ちます。防衛大学校の推薦図書も良いでしょう。推薦図書は幹部自衛官候補生たる我々に必要な素養を与えてくれます。また、防衛大学校では、訓練、校友会及び学生舎生活のすべてにおいて体力は絶対に必要です。毎日少しでもいいので体を動かす習慣を付けて下さい。下の写真にもありますが、1年時の8km遠泳に始まり、とにかく体力が必要になります。また、入学後すぐ体力測定があり、「懸垂」と「ボール投げ」に苦戦している学生が多いので、自信の無い方は、計画的に練習しておくべきだと思います。

  最後に、入学後は規律正しく、充実した生活を送ることとなると思いますが、当初は初めてのことが多く、時間の使い方が上手にできずに苦労するかもしれません。不安を払拭するためにも入校までの期間を有意義に活用して下さい。皆様に4月に会えることを楽しみにしています。

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 推薦入試合格者のみなさん、合格おめでとうございます。ようやく皆さんには将来の幹部自衛官へのスタートラインが見えてきました。そのスタートラインに立つために、みなさんに何点かアドバイスを送りたいと思います。
 まずは勉強についてです。皆さんは今まで自由な時間がたくさんあり、勉強時間は自分で作るという生活だったと思います。しかし、防大においてはどんなに自分が勉強したくても、勉強のできる時間は限られています。その中で最大限の効果をあげることが勉学に限らず、防大生活の多くの場面で必要とされます。今のうちに勉学やその他の生活において、自由な時間を持て余すのではなく、時間に制約をつけ、その中で最大限の効果を上げることを意識するように習慣づけるべきだと思います。

 次に体力面についてです。皆さんは将来自衛官となるに当たり、強靭な体力と精神力が必要になります。ここ防大においても体力が必要な場面が多くあります。体力に自信がある人もない人も今のうちから、日々の生活の中で運動をする時間を設けていくべきだと思います。
 
 最後に、これからの皆さんの生活についてです。入校後はある程度皆さんの自由は制限され、家族や友人と会う機会も大変少なくなります。私は今まで当り前だと思っていた家族との生活や高校生活が急になくなってからその大切さに気付きました。まだ皆さんには入校まで時間があります。特に、両親をはじめとする家族の方々や友人との時間を大切にし、そして今まで自分を支えてくれた多くの人々に感謝の気持ちを伝えるべきだと思います。
以上で私からのアドバイスは終わりです。4月から皆さんと一緒に防大生活を送れることを心から楽しみにして待っています。

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VOL.34  2012.12.21
4学年 小倉 正樹  (宮崎県立小林高校)

推薦試験合格者の皆さん、合格おめでとうございます!クラスの中で早い時期に合格し、防大入校まで期待と不安で胸がいっぱいであると思いますが、4年前に同じように推薦合格した私からいくつかアドバイスしたいと思います。

1つ目は時間の大切さについてです。入校してからは朝起きてからやることが決まっており自分の時間がなかなか持てませんでした。わずかな時間の中で洗濯や制服のアイロンがけなどといったことをやらなければなりません。私は同部屋の同期と協力したり分担して仕事をこなしたり、逆算して行動するようにして自分の時間を確保できるようになりました。

また、入校してからはなかなか家族と会えなくなります。今のうちから親孝行をして家族と過ごす時間を大切にして下さい

  2つ目は体力についてです。防大では全員が運動部に入部しなければならず、入校してからすぐ体力測定が行われます。将来幹部自衛官となる防大生にとって体力は重要な要素です。また入校したばかりの1学年は環境の変化により体調を崩しやすいです。高校の頃から体力の向上に努め体調管理に気を配って下さい。

 防大で過ごす4年間はとても充実したものです。皆さんの入校をお待ちしています!

 推薦入試合格者の皆さん、防衛大学校合格おめでとう。
 防衛大学校では様々なことが君たちを待ち受けている。防衛大学校での生活は基本的には厳しいが、時には楽しいこともあり、貴重な経験もでき、充実した日々を過ごせることは間違いない。4月から始まる防大生としての生活に向けて、皆さんにいくつか準備しておいた方が良いことを記載します。 まず、防衛大学校の設置目的を理解するとともに、情報を収集することです。インターネットで調べたり、自衛隊関係者から話を聞いておくとよいでしょう。私自身もそれなりに調べてきたつもりでしたが、入校時のカルチャーショックは大きかったです。防衛大学校は将来の幹部自衛官を養成するところなので、明確な目標をもって入校してください。
 次に、勉学や体力に自信がないなら、早いうちに対策を立てましょう。防衛大学校は一般大同様、勉学に励むとともに、自衛隊員としての訓練も実施します。防衛大学校の生活に早く適応するためにも、高校の勉強を復習したり、毎日体力練成をしたりすることを勧めます。
 また、やや矛盾しますが、入校までまだ時間はあるので、高校生としてやりたいことを今のうちにやっておくことも大事です。入校してからは自分の自由な時間は制限されます。一例として、自動車免許の取得は外出が原則土・日曜日のみであるため、入校前に時間とお金があるなら取得しておくことを勧めます。また、距離にもよりますが、地元に帰省する機会も多くはないので、家族や友人との時間も大切にしましょう。
 最後に、防大生の生活は入校式の前から忙しいので、早めに着校し、予め髪も短くしてくるなど、できる準備は済ませておくことを勧めます。
 皆さんの入校を待っています。

こんにちは。防衛大学校推薦試験、合格おめでとうございます。防衛大学校の生活がスムーズにいくように入校までの期間でやっておいた方が良いことについてアドバイスしたいと思います。
 一つ目は、防衛大学校へ実際に、足を運んでほしいということです。防衛大学校がどのような環境の学校で、どのような生活をしているのかを知るため、防衛大学校のツアー等の機会を活用し、ぜひ来校することをお勧めします。実際に来校することで、現役防大生からのアドバイスや、貴重な情報が得られると思います。
 二つ目は体力の向上です。一般大学とは違い、幹部自衛官を養成するための学校ですから、勉学、訓練、行事など休む間もなく活動しているため体力が必要です。そのため入校に向けランニングなど基礎体力作りをお勧めします。
 三つ目は勉強です。特に数学及び物理はしっかりと勉強してください。私のように勉強を怠ると苦労多き防大生になってしまいます。入校前の勉強を怠りなく。

 以上の三点が皆さんに伝えたかったことです。皆さんのような志の高い学生をお待ちしています。最後に、入校後は親元を離れ防大の学生舎で生活することになるので、入校前にぜひ親孝行をしておいてください。それでは、防衛大学校でお会いしましょう。

 まず、はじめに合格おめでとうございます。きっと皆さんは合格した喜びとともに入校に対する不安など様々な気持ちを抱いていることでしょう。そこで私なりに推薦入試で合格された皆さんにアドバイスをさせていただきたいと思います。 

 防衛大学校は将来、陸、海、空の各自衛隊の幹部自衛官となるべき者を教育訓練する機関です。そのため訓練や勉学、校友会に加えて学生舎での団体生活を通じて、必要な資質を身に付けていくことになります。教育・訓練、校友会、学生舎の3つは「三本柱」といわれ、防衛大学校での4年間の基盤となるものです。教育については特に英語力を上げておいた方が良いでしょう。年一回TOEICを受験したり、将来、幹部自衛官となってからも英語能力が求められるからです。TOEICに関しては基準点を満たさない場合再試験となってしまいます。また体力についても入校後すぐに体力測定が行われるため、入校までの間運動を続けておくと良いでしょう。3つ目の学生舎は学生全員が共同生活する場であり、常に人とのコミュニケーションが必要となります。それ以外にもアイロンがけや、洗濯など身の回りのことは自分自身で出来るようにしておくと良いでしょう。入校までの期間が長い推薦入試合格者の皆さんは是非実践して下さい。

 以上が私からのアドバイスです。4月に皆さんと小原台でお会いできるのを楽しみにしています。

 今回は防大のシンボル的存在である給水塔について紹介します。

 初代の給水塔(高架水槽)は昭和303月に完成しました。

高さは35mで、当時は旧図書館の横に置かれていました(写真)。

しかし、老朽化が激しかったことから建替え工事が行われ、

平成10年月に現在の給水塔が完成しました。

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ニュース
給 水 塔
1学年 大川 沖  (千葉県立千葉東高校)
1学年 木下 優介  (私立八女学院高校)

防衛大学校推薦合格者の皆さん、おめでとうございます。私も昨年の今頃、合格したことを思い出し、懐かしくなります。

 防衛大学校は、幹部自衛官となるべき者を育成するための学校です。したがって、勉学以外にも、訓練や学生舎生活が皆さんを待っています。時には辛いことや、耐え難いと思えることがあるかもしれません。しかしそれを乗り越えた時、幹部自衛官に一歩近づけると私は思っています。さらに、辛いことを遥かに超えるだけの貴重な経験、盛り上がる行事、信頼し合える同期に巡り合えます。他の大学では味わうことが出来ない経験を、この防衛大学校で共有しましょう。
 また、皆さんは受験勉強で忙しく、運動することから遠ざかっていたかと思います。ですから、入校までのこの時期に、怪我をしない程度に少しずつ体を動かすことをお勧めします。

来年度の着校日に、皆さんと会えることを心待ちにしております。

1学年 久保井 将吾  (私立桐蔭学園高校)

平成24年8月18日(土)、パラシュート部が夏合宿を行っていた大利根飛行場で、映画の撮影準備をしていた撮影スタッフの一人が倒れ心肺停止状態に。

駆けつけた加藤3陸佐及び4学年山下学生がドクターヘリが着くまでの約10分間救命処置を行った。

この行為に対し、社会法人 日本飛行連盟 理事長 中澤 愛一郎氏から両名に感謝状が贈呈されました。

1学年 田 凱文  (茨城県立土浦第一高校)
水泳大会直前(室内プールにて)
1学年 岩井 雄馬  (埼玉県立越ヶ谷高校)

          校友会活動
(横須賀市民陸上競技会(本人は中央)

 推薦入試合格者の皆さん、合格おめでとうございます。去年の私の心境からすると、今頃は浮かれて勉強に力が入っていないのではないでしょうか。

約1年前の私は、平凡な毎日をこなしていくだけの普通の高校生でした。しかし、今では、1人称は「僕」ではなく「私」。高校時代あれだけ走るなと言われてきた廊下は、全力疾走。防衛大学校の生活は毎日が新鮮です。
 入校が近づくにつれて、不安と期待は増すばかりだと思います。私もそうでした。何を準備すればよいのかわからず、焦っていました。私が経験して今思うのは、勉強をしておけばよかったということです。防衛大学校ではTOEICをはじめとして、一般大学と同じようなテストがあります。合格が決まったと同時に勉強が疎かになった私は、入校してから今まで非常に苦労しています。なかなか難しいかもしれませんが、今、勉強しておけば入校してからが楽になるので、頑張ってほしいです。
 防衛大学校は言わずと知れた、幹部自衛官となるべきものを教育訓練する機関です。いわゆる修練の場です。そのためキツイことつらいことは山ほどあります。しかし、楽しいこと、やりがいのあることはそれ以上にあります。ここには信頼できる同期、尊敬できる上級生、指導教官がいます。誇りと情熱をもって乗り込んできてください。皆さんに会えるのを楽しみにしています。

 「2代目」給水塔は高さ50mで、1階から7階までが実験施設、8・9階

が給水タンクになっています。

展望位置からは東京湾や関東一円を一望でき、晴れた日は富士山や

東京スカイツリーも見ることができます。

1学年 桐生 顕大  (愛媛県立宇和島東高校)

2学年 廣川 翔太  (私立桐蔭学園高校)
推薦入試者へのアドバイス

4学年航空要員夏季定期訓練
操縦適性検査にて(本人は中央)

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