注意:本ページは、ブラウザによって文字の表示が重なることがございます。必要に応じて、適切な文字サイズに設定して下さい。
これから私が入校するにあたってのアドバイスをするわけでありますが、私たちの日頃の心境と心構えについて述べたいと思います。
まず、1学年は時間に追われる生活になり、あまり余裕がありません。一見ただ単調な雑用に追われているように思えますが、学生舎という組織の中でみんなが生活しやすい環境を自ら整えることで、細かいところまで気が利くようになり、さらに時間管理の方法も身につけます。また、完璧な1学年などいませんから誰もが上級生に指導を受けることになり、最初は落ち込むこともあります。しかし、この過程はみんなが通ってきたものでこの過程を乗り越えることで精神的に強くなり、また自分も上級生の立場に立つときの指導法を学ぶわけです。1年生は日常を通して将来の幹部自衛官となるための基礎を習得するのです。
防大ホームページトップへ戻る
皆さん合格おめでとうございます。夢への希望や慣れない環境への不安を感じたりしているかもしれません。私の話が皆さんの力になれば幸いです。
入校に際し、準備するものは入校案内に書いているもので不自由はしません。大学教育が始まるので、レポートや書類を作成する機会が多いのでパソコンやプリンタ―は高性能なものにこしたことはありません。
下着やジャージ、長い黒靴下はいくつあっても多すぎることはありません。入校して最初のころは、環境に慣れる事で精一杯で、洗濯など身の回りのことに手が回らなかったのを覚えています。また、時計は重要です。訓練もあるので、丈夫で防水設計のものがお勧めです。防衛大学校学生には学生手当が支給されるので、学生生活で使うものに使用できます。
合格おめでとうございます。これから入学されるみなさんは、不安を抱えていることと思います。参考になれば幸いですが、いくつか経験談を紹介します。
1 入校する際に準備しておくこと
私は入校する前に、インターネットや広報官の人に話を聞き防大に関する情報を多く集めました。防大について何か知っておくだけでも心の持ちようは違ってきます。自分が想像していた所と全く違う!というカルチャーショックを受けないためにも、防大について情報を集めておくべきです。防大生活で必要な生活用品として、下着は一週間分あれば十分です。冬は寒いので、ヒートテックなどの防寒着を準備しておくことをお勧めします。風邪を引かないためにも、ランニングをしておくといいと思います。
防大かわら版バックナンバー
初めに防衛大学校合格者の皆さん、おめでとうございます。四月の入校に向け、期待を膨らませている方や不安に駆られている方がいるかと思います。そこで、入校へ向けてのアドバイスをさせていただきます。
初めに防衛大学校での授業は、高校で学習した内容が基礎となります。高校までの勉強がとても大切で、数学、物理は微積分を発展させて学びます。また英語では毎年TOEICを受験し、基準点を設定してコミュニケーション能力の向上を目指しています。英語は自衛隊でもよく使う時代ですので、頑張りましょう。高校時代の参考書等を持ってくることを、お薦めします。 次に防衛大学校の学生は学生であり、また公務員でもあります。そのため、月一回の手当てと年二回の賞与が支給されます。今まで扱ったことのない額のお金を扱いますから、将来のためにも、入校後は貯蓄することをお薦めします。
最後に入校までの間、家族、友人との時間を大切にして欲しいと思います。皆さんが防衛大学校に合格できたのも家族や友人の支えがあってこそだと思います。離れて暮らし始めると、その大切さが良く分かります。受験が終わり、やりたいこともたくさんあると思いますが、感謝の気持ちを忘れず、今まで以上に家族、友人との絆を深めておいて欲しいと思います。胸を張って防衛大学校へ入校する皆さんと会えることを楽しみにしております。
防衛大学校合格おめでとうございます。入校後の生活がみなさんにとって実り多いものになるよう、僭越ながらアドバイスをさせていただきます。
4月1日の着校の日、とても寒いです。初めての夜という緊張感もあり、なかなか寝付けなかった記憶があります。そこで、少しでも暖かいように防寒着を持ってくることをお勧めします。また、寝る際はジャージなのでお忘れなく。着校日には被服の受領もあり、サイズを合わせるので着脱しやすい服装で下に薄手のTシャツなどを着ておくと便利です。
今までの生活とは異なり、1分1分がとても貴重で、時間に縛られた生活を余儀なくされます。地元の家族や友人が恋しくなったり、くじけそうになることもあると思います。熱いハートと強い任官意志をもって入校し、同期と協力して様々な壁を乗り越えていってください。辛いときには上級生も相談に乗ってくれます。自分の生活の仕方次第ではとても有意義な4年間を過ごせるでしょう。
最後に、同期のみんなから合格者のみなさんへアドバイスをもらいました。
・「幹部任官後を見据えて、貴重な修行の期間である4年間をいかに過ごすかをしっかりと考えて入校して、その初心を忘れないようにしましょう。」
・「ここに入る以上、誰でも必ず壁にぶち当たる。でも悩んだ末にその壁を乗り越えた後、見える景色はこの上ない」
・「勉強も…頑張りましょう!!」
私たちはみなさんと4月に会えることを心待ちにしています。
校友会はぜひバスケットボール部へ。
一般入試合格者のみなさんへ 1学年 井上智絵(福岡県明善高校)
「入校へのアドバイス」 1学年 谷口 大雅(私立成田高等学校)
防衛大学校一般採用試験に合格された皆さん、おめでとうございます。この記事を見ている皆さんは、防大への入校を、前向きに考えている人がほとんどだと思うので、ここでは着校前に準備しておいたほうが良いことについてアドバイスします。
どんなことにおいても、準備不足であることは余計な緊張を招きます。送付された資料をよく読み、今のうちに少しでも不安を取り除いてください。大切なのは、やる気です。勉強面で苦手を感じている人は、対策をしておくのもいいですし、運動面で一歩リードしたい人は今のうちからトレーニングをするのもいいと思います。防大生に求められるのは、そんなひたむきな真面目さです。
また、広い視野を持つようにしてください。幅広い知識と豊かな教養は、社会人として是非とも身につけておきたい素養です。これを身につけるためにも、あらゆることに興味を持ち、貪欲に知識を吸収する習慣をつけてほしいです。
最後に、人間関係を大切にしてください。皆さんの高校時代の友達は一生モノの宝です。今はあまり実感がないかもしれませんが、すぐに気づくことになるでしょう。これは防大でこれから会うであろう同期や先輩、後輩にも言えることです。出会いを大切にしてください。
それでは、みなさんの入校を楽しみにしています。
なぜなら私は最初8メートルしか泳げず完泳は無理だと思っていたのですが体育の教官が毎日懇切丁寧に教えてくださり、休日には同期が一緒に訓練をしてくれたおかげで完泳できました。このように同期に助けられ、日々団結を感じる1年でした。
最後に、毎日、決められた日課に応じて、勉強、校友会活動、自分の身の回りのことをやらなければならない生活であり、入校に際して様々な不安や心配があると思います。しかし、困った時には同期や対番(世話をしてくれる上級生)が助けてくれるので安心してください。皆さんの入校を楽しみに待ってます。
入校へのアドバイス 1学年 神寳 一樹(岡山学芸館高等学校)
私の経験から入校前の皆さんにアドバイスをしたいと思います。
入校してもうすぐ1年が過ぎようとしています。防衛大学校では1学年のうちに色々なことを経験し、肉体的にも精神的にも大きく成長することが出来ます。私が防大で得たものの1つは同期との団結です。これを特に強く感じたのは体力検定と8キロ遠泳です。体力検定というものは年に2回あります。これは学年ごとに到達基準が決められています。私も入校したてのころは体力検定に合格できませんでしたが、毎日同期が体力錬成に協力してくれ、さらに指導官の方々が補備訓練を実施して下さったため合格することが出来ました。夏の定期訓練では10キロ行進訓練や実弾射撃など様々なことを経験しますが、特に印象に残っているのが8キロ遠泳です。
入校へのアドバイス 1学年 渡邉 築 (山形県立山形東高校)
次に、心構えについてです。入校当初は強い意欲や目的意識をもって入ってくるのが望ましいですが、人の役に立ちたいなど抽象的なことでも十分だと思います。週に1回の訓練や日頃の上級生の指導やその他さまざまな機会で国防や防大生としての誇りが芽生えてきます。国の歴史や実際に現場に行ったことのある隊員の方の話を聞くことでさらに国防への意識や有事の際の心構えが学べると思います。
これから団体生活で家や地元を離れ、友人や家族と会う機会が減ります。特に、今まで当たり前に感じていた、親のありがたさや大切さを心から感じることになります。友人や家族が自分にとってどれだけ大きな存在だったか気づきます。入校前に自分の口から感謝の気持ちを伝えることで、社会人としての一歩を踏み出せると思います。
防衛大学校は将来の幹部自衛官を育成する学校であるので、時には厳しさや辛さを感じることもあります。今までそれを乗り越えられたのも、大切な同期の仲間がいたからです。
みなさんと防衛大学校でかけがえのない財産を築くことを心待ちにしております。
入校へのアドバイス 1学年 夏川戸 大智(青森県立八戸高校)
まず、合格者の皆さんおめでとうございます。きっとこれから始まる防衛大学校での生活に期待と不安で胸がいっぱいでしょう。ここで皆さんに一人の先輩として2つほど、入校前のアドバイスをさせていただきます。
1つ目は、自分なりの目標や明確な意志を持って、この学校に来ることです。この学校は一般の大学と違い、将来の幹部自衛官を育成することを目的とした学校です。つまり、将来、部下を引っ張って厳しい任務を行うために必要な資質を磨くためにそれなりの厳しい生活が待っています。厳しいとはいっても言われたことにただ従っていただけでは幹部自衛官としての資質は育ちません。自分はこんな幹部自衛官になりたいんだという、強い意志を持って入校してください。
2つ目は、自衛隊や防衛大学校について最低限の知識を頭に入れてくることです。例えば、自衛隊とはどんな仕事をするのか、防衛大学校とはどんな所なのかなど、もう一度しっかり勉強して入校してください。これを知らずに入校するとギャップに戸惑うことになるでしょう。
この2つをしっかりと頭に入れてくれば、ここでどんな事を意識しながら生活すればよいのかが、自ずと見えてきます。体力や勉強も大切ですが、自分なりの明確なビジョンを持ってこの学校にくる事が一番大事です。それでは、入校まで有意義な時間を過ごし、春に防衛大学校で会えるのを楽しみにしています。
入校するにあたってのアドバイス 1学年 松永 大誠(熊本県立済々黌高校)
2 学生舎
入校後はこれまでの生活とは全く違い、常に走りまわる生活が始まります。朝起きて夜寝るまではあっという間です。その中でも私たちは勉強をしていかなければなりません。今思えば、もっと高校の時に勉強をしておくべきだったなと後悔しています。特に本と新聞は読んでおくべきです。新聞の社説、新書・漢文を読んでおくことをお勧めします。時間がある今のうちにたくさん読んでおいた方がいいです。
3 心構え
防大では様々な考えを持った人がたくさんいます。時には意見の衝突が起こることもあります。この人はこんな考えを持っているんだと感心することもあります。その中でも自分が持っている考えを失わないようにしてください。決して自信を失わないようにしてください。
これから入校してくる皆さんに会えることを楽しみにしております。
入校へのアドバイス 1学年 中山 真利奈(広島県立呉三津田高校)
一番右(前3人のうち)です。
入試合格者へ 〜在校生からのアドバイス〜
入試で合格された皆さん、おめでとうございます。昨年入校した先輩からのアドバイスを掲載します。
合格された皆さんは、元気で入校されるようお待ちしています。