断郊・持続走競技会

 

 3月10日(木)、今年度最後の競技会である「断郊・持続走競技会」が実施された。

 

 断郊競技とは、各大隊の第3学年が8名で1組のチーム(分隊)をつくり、各個人は、作業服に半長靴、背のう、水筒など約10kgの装備を身につけ、観音崎公園の一部も使用した高低差約50m、距離7.0kmのコースを集団で走るタイムレースである。

 競技は午前中に行われ、学生はこの日のために約1ヶ月前から練習に励み、本番ではその成果を遺憾なく発揮した。

結果は大隊対抗の部で第2大隊が平均タイム34分47秒で優勝、分隊対抗の部では第2大隊の第201分隊が28分47秒で、2位と1分4秒の差をつけて優勝した。

 

    

 

    

 

 持続走競技は、各大隊の第4学年が5名で1組のチームを編成し駅伝方式で1人5.7kmのコースを走り、タイムを競うものである。

 第4学年は、卒業間近の多忙な時期にも拘らず、有終の美を飾るべく訓練を積み重ね、最上級生のあるべき姿を示した。成績は、大隊対抗の部で第1大隊が個人平均21分8秒で優勝、チーム対抗の部では第4大隊第1チームが、2位と39秒差の1時間30分58秒で優勝した。

 

 競技中、沿道には学校長をはじめ学校4役、各部長等職員や、先輩、後輩を応援する学生が集まり、絶え間ない声援と応援ラッパで、力走する第3、第4学年を後押しした。走り終えた学生達の表情は、全力を出しきった充実感で溢れていた。