米海軍横須賀基地
フレンドシップデーに参加して



                                                 図書館 事務官 武井伸次

 着任後まもなく半年になろうとするところですが、去る8月18日(土)
は「米海軍横須賀基地フレンドシップデー」ということで、基地公開と
艦船の見学に行って参りました。以下、当日私が訪れた艦船を紹介します。
  正門でなく三笠公園よりの裏門(WONBLE GATE)を入り、手荷物検査を受け
た後ニミッツ通り沿いに1km以上も歩いたと思われるころようやく、艦船
が係留される埠頭にたどり着きました。
 周辺には屋台がたくさんならんでいて、ハンバーガーやビール、ジュース類
を売っていましたが、特別安いとは、感じませんでした。
 私は、カラフルな屋台を見ながら公開艦船に向かいました。

1  空母 Kitty Hawk
  米海軍の12隻の空母の1隻で、1961年に就役し今年40歳の誕生日
を迎えました。ちなみに、Kitty Hawkは、ライト兄弟が初めて動力機による
自力飛行に成功した場所の名前です。
 航空機75以上を搭載可能で、乗員は2800人(航空団を含めると
5500人)で、米国の艦船らしく弁護士2名も乗艦しています。
航空機用エレベータ4基を備え、当日は、2基のエレベータを使って見学者
を飛行甲板に運んでいました。

2  ミサイル駆逐艦 John S. McCain
 Arleigh Burke級の6番艦で4番艦Curtis Wilburとともに横須賀を母港
としています。
フェイズドアレイレーダー、スタンダードSMー2MR対空ミサイルを装備
する新鋭イージス艦で、海上自衛隊のこんごう級ミサイル護衛艦はこの
Arleigh Burke級を参考に設計されました。ステルス性を追求した機能美が
際立つ船体です。
 以前訪れた1993年のフレンドシップデーでは駆逐艦のブリッジ
(艦橋)の見学もできましたが、今回は残念ながら公開されませんでした。

最後に
 折角、海軍の町−横須賀−に勤務・生活する機会を得たのですから、
一度は海軍基地を訪れてみてはいかがでしょうか。
 米海軍横須賀基地フレンドシップデーは例年、8月または9月に開催
されています。

                          
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