本文へスキップ

海上自衛隊は周囲を海に囲まれた我が国の生命線である、海洋の自由で安全な利用を守るため、日々警戒監視や訓練等に取り組んでいます。

えんしゅう(多用途支援艦:AMS4305)

紹 介


えんしゅう

 本艦は、ひうち型多用途支援艦の5番艦(最終艦)です。艦名は静岡から愛知・三重にわたる太平洋海域の遠州灘に由来し、旧海軍・海上自衛隊を通して初めての命名となりました。


主な任務は、以下のとおりです。
艦艇、航空機の射撃等訓練支援
 自走式水上標的の投入・揚収・管制、乙型水上標的の曳航、水中自走標的の投入・揚収、訓練魚雷の揚収。
航行不能艦艇等の曳航
 海上自衛隊すべての艦種が曳航可能。護衛艦「いせ」、US-2救難飛行艇等の曳航実績。
離島等への物資輸送支援
 キャブオール4台を後甲板に搭載可能。
 また、物品等のコンテナについては、20フィートコンテナ3個または40フィートコンテナ2個を搭載可能。
災害派遣、救難活動
 東日本大震災での災害派遣、「海ほたる」での救難活動訓練、各自治体との合同防災訓練を実施しています。


沿 革

えんしゅう
平成18年12月19日
中期防衛力整備計画により起工 ユニバーサル造船(株)京浜事業所
平成19年8月19日
進水
平成20年2月20日
就役

性能要目

えんしゅう
基準排水量
980トン
全長
65.0メートル
12.0メートル
えんしゅう
深さ
5.8メートル
喫水
3.5メートル
エンジン
ディーゼル機関2基2軸
えんしゅう
軸馬力
5000馬力
速力
15ノット
乗員
45名
特殊装置
曳航装置

編 成