• 米陸軍軍楽隊テューバ・ユーフォニアム・ワークショップ参加レポート

    みなさんこんにちは。東京音楽隊でテューバを担当しています、芝 陽子2等海曹です。私は今年1月末にアメリカ合衆国バージニア州、アーリントンへ赴き、1月31日から2月2日まで「米陸軍軍楽隊テューバ・ユーフォニアム・ワークショップ(以下「TEW」)」に参加、演奏をしてきました。今回はその時のレポートを、みなさんにお届けしたいと思います。

     


    共演した米空軍軍楽隊テューバ奏者と筆者

     

     

    「米陸軍軍楽隊TEW」は、1983年から開催されている、全米でも有数のワークショップです。世界的なゲスト奏者や軍楽隊員によるコンサート、米陸軍軍楽隊“パーシングス・オウン”の吹奏楽やオーケストラとの協奏曲、そのほかにも、新人軍楽隊員や国際コンクールの勝者、大学の教員によるリサイタル、アンサンブルコンサート、ジャズセッション、公開講座にパネルディスカッション、テューバのためのコンクール(次回はユーフォニアムのコンクールが開催されるそうです)などのイベントが盛りだくさん。さらに、各国の楽器メーカーによる最新モデルの試奏、販売ブースも設営されて、テューバ、ユーフォニアム奏者にとって見逃せない催しが朝から晩まで目白押しでした。


    プログラムのスケジュール一覧のページ。イベントが目白押しでした。


     

    その中で、私は2つのステージに出演しました。まずはテューバ奏者 中村一廣氏(私の出身校、大阪音楽大学の先輩です)のリサイタルの中での演奏です。中村氏に「海上自衛隊東京音楽隊、芝 陽子2等海曹」とステージ上で紹介していただき、海上自衛官の制服を着用して、J.クーツィール作曲「テューバ小協奏曲」の第1楽章を演奏しました。



    そして、「大阪テューバ・ユーフォニアム・アンサンブル」という団体のメンバーとしても出演し、「ウィーンフィルハーモニカー・ファンファーレ」など5曲を演奏しました。



    このアンサンブル団体「大阪テューバ・ユーフォニアム・アンサンブル」は、4名の日本人奏者と、米陸・海・空軍軍楽隊の奏者5名、そして民間のアメリカ人奏者2名からなる、日米合同メンバーでした。現地で初めて顔を合わせたメンバーも多くいたのですが、リハーサルを終えるころには打ち解け合い、一つのステージを作り上げることができました。最終日に行われた打ち上げパーティーで再会を誓い、アーリントンをあとにしました。


    開催場所の米陸軍軍楽隊「ブルックナー・ホール」

     

    「米陸軍軍楽隊TEW」に参加し、テューバ奏者として研鑽を積むことができたのはもちろんのこと、2つのステージに出演し、国境を越えた友情を育んだことは大きな実りのある経験となりました。


    練習室の近くにあった制服のプレス台。職場にあると便利です。

     

    活動を振り返ってみると、今回体験できたことを少しでも今後の勤務に還元していきたいと改めて感じます。

    充実して帰ってきた私に是非会いに、そして私たち東京音楽隊の演奏を聴きにいらしてください。日本各地に赴いて、みなさまの前で演奏できる日を心待ちにしております。


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