• 平成30年度募集広報巡回演奏

     

    東京音楽隊が毎年行っている、募集広報巡回演奏。今年は九州・中国地方をぐるっと巡ってまいりました。

     

    まずは大阪南港からフェリーで鹿児島県へ!

    鹿屋航空基地に2泊、滞在させていただきました。

    鹿屋航空基地といえば、現在の海上自衛隊における九州の要。固定翼(一般的な飛行機のことを指します)と回転翼(こちらはヘリコプター)の両方を有し、

    哨戒や救助といった任務に日夜あたっております。

    その一方で、過去には数多くの特攻隊員がここから飛び立っていきました。

    敷地内には慰霊碑と資料館が建てられており、特攻隊員の資料のほか、現在に至るまでの海上自衛隊の活動がわかりやすく解説されております。

    もし鹿屋を訪れる機会がありましたら、ぜひお立ち寄りください。

     

     

    さて、今回の鹿児島訪問の目的地は、行進曲「軍艦」の作曲者・瀬戸口藤吉翁のふるさとである垂水市です!

    今年は瀬戸口藤吉翁の生誕150周年という節目の年。演奏会場となった垂水市文化会館の前には新たな記念碑が建てられ、

    東京音楽隊はその除幕式でも演奏させていただきました。

     

     

    演奏会ではもちろん、瀬戸口藤吉翁の名作行進曲の数々を披露。ご本人生誕の地で演奏させていただき、

    隊員にとっても貴重な経験となりました。

     

     

    続いては宮崎市へ。

    今回の行程では必ず、その県に縁のある隊員のソロ演奏を行うという、隊長のこだわりがございました。

    鹿児島県でのソリストは、クラリネット 鈴 木 広 敬 2等海曹!

     

     

    そしてフルート 大 地(おおち) 莉 奈 海士長!

     

     

    大地士長は舞鶴音楽隊勤務ですが、この巡回演奏のために手伝いに来てくれました。

    そしてこの宮崎県、ソリストは、大地士長の同期 ――、

    トランペットの谷 口 愛 奈 海士長!

     

     

    3人ともしっかり故郷に錦を飾りました!

     

     

    加えてこちらでは素敵なゲスト。熊本学園大学付属高等学校吹奏楽部のみなさんとのコラボレーションも行いました。

    顧問の松浦先生は、当隊のトロンボーン・沼田3曹と大学の先輩後輩の間柄だったそうで、なんと13年ぶりの再会。

    このお話もあってか、合奏は終始和やかな雰囲気で進みました。

     

     

    演奏会の最後にはなんと、くまモンの登場!みんなで「くまもとサプライズ!」を踊り切りました!

     

    © 2010熊本県くまモン

     

    2番の歌詞をアレンジした「くまもとサプライズ!」。

    復興への思いを込めて、三宅3曹がオリジナルの歌詞を考えました。

     

    ありがとう

    今日は招いてくれて

    がんばる明日

    未来は晴ればれ!

     

    火の国 熊本

    また会いに来るけん!

    ありがとう!!!

     

    © 2010熊本県くまモン

     

     

    続いて東音が訪れたのは大分県。硫黄の香りが漂う温泉の国です。

    ここではクラリネットの若き精鋭 吉 澤 マリオン泰斗 3等海曹がソロをとりました!

     

     

    それに加えてスペシャルゲスト、大分県立大分防府高等学校吹奏楽部のみなさんとのコラボレーションです!

    総勢90名の生徒さんに東京音楽隊員、最後には大分県の応援団“鳥”!

    「めじろん」も加わって、全員での「めじろんダンス」!

     

     

    九州のお客様の温かさ、そして学生さんの真摯な姿勢に触れた4回公演でした。

     

     

    九州に別れを告げた東京音楽隊は、関門大橋を渡って本州に上陸!

    山口県で演奏会を行うため、小月基地にてお世話になりました。

    小月基地はパイロットの育成を行う教育部隊。

    海上自衛隊のパイロットが初めて空を飛ぶ場所です!

     

     

    私たちも練習機を見学させていただいたりと、お勉強させていただきました。

     

    さて、演奏会は山口市で行われました。

    こちらには、ジョン・フィリップ・スーザ財団の選考委員でいらっしゃるブルース・ジルクスさんにお越しいただき、先日東京音楽隊が受賞した「スーザ賞」を授与していただきました。

     

     

     お祝いのスピーチと共に、スーザ作曲の「星条旗よ永遠なれ」を指揮して下さったジルクスさん。

     隊員一同にとって大きな励みとなりました。

     

     

    山口公演を終えて、演奏会は一休み。

    せっかくここまでやってきた、ということで史跡研修をさせていただきました。

    その模様をご紹介いたしましょう。

     

    まずは呉地方総監部の敷地内で公開されている作戦司令部跡を見学。

    コンクリート製でこんなに大規模な建築物が現存している、というのはとても珍しいことなのだそうです。

    その後は江田島の幹部候補生学校へ。

    東郷平八郎元帥の遺髪をはじめ、旧帝国海軍の貴重な資料が保管されている「教育参考館」を見学。

    足を踏み入れる前に、東郷元帥をはじめとした先人の皆様への敬意を表し、奉納演奏をさせていただきました。

     

     

    小雨が降っていた江田島ですが、このときはちょうど雨が止んでくれました。

    空の上、先人の皆様からのお計らいでしょうか。

     

     

    さあ、長かった本行程も、いよいよ千秋楽を迎えます。最後は砂丘を有する鳥取県です。

    せっかくですから、この巡回演奏のプログラムで一番の盛り上がりを見せたナンバーをご紹介しましょう。

     

    その名も

     

     

    ドリフターズ・メドレー!!

     

     

    ユーフォニアムの原士長が法被でソロを奏でたのち

     

     

    クラリネットの清 水 恭 子 3等海曹がヒゲダンスなどなど、様々なパフォーマンスに挑み

     

     

    加藤 茶さんにそっくりなトランペット 牟 田 春 雄 海曹長が見事になりきったかと思えば

     

     

    フルートの大 川  好 2等海曹はいい湯だな~を熱演。

     

     

    そして忘れてはいけません、われらが隊長!

    ババンババンバンバン♪

     

     

    このような感じで、演出盛りだくさんでお贈りしてまいりました。

    一番楽しんでいたのは、もしかしたらわれらが隊長やも・・・?

     

     

    どの県、どの会場でも温かく迎えていただき、おしまいには万雷の拍手をいただきましたことを

    御礼申し上げます。

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