• 東京音楽隊 スーザ賞を受賞!

     

    この度東京音楽隊は、米国ジョン・フィリップ・スーザ財団より、世界の優秀な軍楽隊コンサートバンドに贈られるもっとも名誉ある賞、「ジョージ・ハワード大佐顕彰」(スーザ賞)を受賞しました。

    財団の名前となっているジョン・フィリップ・スーザ氏は、その生涯で多くの名行進曲を残したことから「行進曲王」の異名をとる巨匠。アメリカの公式行進曲「星条旗よ永遠なれ」の作曲者でもあります。13歳の時に海兵隊軍楽隊に入団。その後、各地のオーケストラやバンドを渡り歩いたのち、1880年に海兵隊軍楽隊に指揮者として復帰しました。

    そんなスーザ氏を象徴として作られたジョン・フィリップ・スーザ財団は、バンド音楽の振興を目的とした非営利団体であり、青少年への音楽教育や音楽団体への表彰など、幅広い活動を行っています。その中でも最も権威ある表彰といわれているのが、今回東音が受賞した「ジョージ・ハワード大佐顕彰」です。

    ジョージ・ハワード大佐はアメリカ空軍軍楽隊及びオーケストラにおいて指揮者として活躍した方で、弦楽器などを加えた「シンフォニックバンド」のジャンルを確立したほか、数々の国際ツアーによる国際親善活動、米空軍のバンドマンのための学校設立など、その功績は多岐にわたります。

    アメリカ軍楽隊が誇る二人の偉人の名を冠したこの顕彰は、現在までに43の団体に授与されており、海上自衛隊音楽隊においては横須賀音楽隊に続く2度目の受賞。同じ団体から2つのバンドが受賞したことは、日本では初の快挙です!

    団体からは指揮官に1通、バンドに1通の賞状が贈られました。

    滅多にない栄誉に、隊長はもちろんのこと、隊員からも笑みがこぼれたのでした。

     

    日ごろの皆様からのご理解、ご協力に感謝申し上げますとともに、これからも現場の自衛官と国民の皆様との懸け橋となるべく、職務に励む所存でございます。

     

     

     

    以下は選考委員でいらっしゃるブルース・ジルクス氏からのお祝いメッセージです。

     

    ジョン・フィリップ・スーザ財団を代表して、樋口隊長の下で活躍されている海上自衛隊東京音楽隊が「ジョージ・S・ハワード大佐顕彰」の受賞団体に選ばれたことをお知らせでき、大変光栄に思っております。ご存知の通り、この賞は国際的なものであり、いくつかの軍楽隊のみしか受賞することのできないという最も名誉あるものでもあります。すべての楽曲が、非常に厳格な適格基準を満たしていなければなりません。海上自衛隊東京音楽隊は実に優れており、樋口隊長の指導や、CDプロデュース等の成果においてもその秀逸さが表れております。

    貴隊は、海上自衛隊の中心的な価値観を見出しているだけでなく、明確に示された必要基準項目の全てにおいて優れているというのが当委員会の意見です。海上自衛隊東京音楽隊は、自身の優れた任務を海上自衛隊のみに留まらず、貴国全体で称えられるべきです。額入りの賞状を二つ、一つは東京音楽隊に、もう一つは樋口隊長に贈呈されます。

     

     改めて、おめでとうございます。

     

    ブルース・ジルクス

     

    Bruce Gilkes(ブルース・ジルクス)

     

    ニューヨーク出身の元空軍大佐、ブルース・ジルクス氏は、米国エア・フォース・バンド及び米国空軍士官学校バンドの前指揮者である。

    音楽学校時代にトロンボーンと声楽を学び、1965年にはユーフォニアム奏者としてエア・フォース・バンドに入隊。その後7年間、様々な演奏活動と同時にアメリカ・カトリック大学で勉学にも勤しみ、声楽の学士号・修士号を取得した。軍に在籍中、複数に及ぶエア・フォース・バンドの指揮官を歴任し、またエア・フォース公認合唱団の指揮者並びにワシントンDCエア・フォース・バンドの補佐指揮官も勤めた。

    オーケストラやコンサートバンドの客員指揮者として精力的に活動し、コロラドスプリングス青少年交響楽団協会の理事長を務めるかたわら、高校・大学における青少年バンドの指揮者を歴任。ここ12年間はインディアナ州の五大湖ミュージックキャンプで指導にあたるなど、青少年の指導・育成に貢献している。

    1998年、ムシカ・プロプリアを設立し、アメリカの作曲家ジュリー・ジルーの新しい吹奏楽作品の出版を始め、さまざまなグレードの多様な作品を提供している。現在、テキサス州サンアントニオのUSAAでミュージックディレクターを務め、邦人のコンサートバンド、ジャズバンド、コーラス部の指導にもあたっている。

     

     

     

     

     

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