• 1年の集大成 第57回定期演奏会

     2月18日(日)、東京音楽隊の定期演奏会を開催致しました。

     そもそも東京音楽隊の自主公演には「定例演奏会」と「定期演奏会」が存在することをご存知でしょうか。「定例演奏会」は年2回ございますが、「定期演奏会」は年に1回しかない特別な演奏会。日ごろの演練の成果を見せる場として難曲が選ばれることも多く、隊員たちはパート練習などを取り入れながら熱心に準備してまいりました。

    例年はよりクラシックの演奏会に近い雰囲気を演出するため司会者を置かずに開催することが多いのですが、今年はゲスト司会者として俳優の村上新悟さんをお迎え致しました。村上さんは低く深みのある美声に定評がある俳優で、特にNHK大河ドラマ「真田丸」で演じた直江兼続役で大きな反響を呼びました。最近ではNHK正月時代劇「風雲児たち」にも出演されています。

     

     

    村上氏の朗々としたアナウンスに導かれて国歌「君が代」から始まった演奏会。金管楽器にスポットをあてた「舞踏詩『ラ・ペリ』のファンファーレ」、木管楽器のソロが多く登場する「牧神の午後への前奏曲」と、いろいろな楽器のソロが大活躍する2曲が続き、聴衆を魅了します。

     

     

     

    クラシック作品が続いたところでちょっと一息。司会者である村上さんゆかりの作品ということで「真田丸」よりメインテーマを演奏致しました。村上氏が役柄の直江兼続になりきる一幕もあり、客席からは笑いが起こります。編曲を担当した森田一浩さんも駆けつけてくださいました。

     

     

    第1部後半は海に関連した作品を演奏いたしました。歌詞に「海」が多く登場する歌曲「悲しくなったときは」を三宅由佳莉3曹の歌でしっとりとお贈りしたのちは、横須賀音楽隊委嘱作品「海峡の護り~吹奏楽のために」をお聴きいただきました。隊長の樋口2佐が横須賀音楽隊長在任時に初演した作品ということで、思い入れもひとしお。迫力あふれる演奏に、演奏後には温かい拍手が寄せられました。

     

     

    休憩を挟んだ第2部は、20世紀を代表する大作曲家・バーンスタインの生誕100周年を記念して、オールバーンスタインプログラムでお届け。人気作品「キャンディード序曲」から始まり、水兵が主人公のミュージカル「オン・ザ・タウン」より「スリー・ダンス・エピソード」。そして第2部おしまいには、バーンスタインの代表作「ウェスト・サイド物語」の音楽をぎゅっと詰め込んだ「シンフォニック・ダンス」。25分超の大曲を、隊長以下隊員たちは気迫の演奏で吹ききります。

     

     

     

     

     

    アンコールではヴォーカルの藤沼直樹3曹、そして三宅3曹が再び登場し、「ウェスト・サイド物語」から「トゥナイト」を演奏。伴奏は太田紗和子2曹のピアノです。

     

     

     

     

    そしてお別れの挨拶代わりとなる行進曲「軍艦」で演奏会は幕を下ろしました。

     

    バーンスタインの作品は総じて演奏するのに高い技量と音楽性を要しますが、さすがは巨匠の作品ということで観客の皆様にとっては聞き応えのある曲ばかりです。きっと大いにお楽しみいただけたことと思います。

     

    実は当演奏会に小野寺五典防衛大臣がご臨席され、終演後には舞台裏を訪れて隊員を激励して下さいました。東京音楽隊の定期演奏会に防衛大臣がご臨席されたのは初めてのことであり、直接ねぎらいの言葉をいただく栄誉にあずかり、隊員たちの士気は大いに高揚したのでした。

     

     

     

    今回もご応募いただいた皆様、そして当日お越しいただいた皆様に御礼申し上げます。

    来年度の演奏会でも皆様にお目にかかれますことを隊員一同楽しみにしております。

     

     

     

     

     

    フォトグラフィーもご覧下さい。

     

     

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