3月16日(水)、福岡県防衛協会女性部会会員(会長・粥川知美氏、会員数約50名)の部隊研修を支援した。
これは自衛隊福岡地方連絡部(部長・佐藤正1等陸佐)からの依頼により、会員に対し基地施設及び掃海艇の見学を通して、海上自衛隊への認識を深めてもらうことを目的として実施された。
当日、会員22名は福岡地方連絡部長の案内により、午前11時に大型バスで到着、粥川会長は、地方連絡部部長とともに基地隊司令を表敬、その後、海上自衛隊及び佐世保地方隊の編成、下関基地隊の任務、編成、爆発性危険物の処理実績、福岡県苅田町の苅田港における旧日本軍の老朽した化学兵器の収納作業、自衛隊の国際貢献についてのブリーフィングが行われ、会員から、老朽した化学兵器の処理に対する質問があり、安全に対する関心の高さが伺えた。
昼食に続いて、基地隊本部玄関前において、基地隊司令とともに記念撮影を実施、その後、基地施設、第43掃海隊の掃海艇「いえしま」(艇長・森上和利1尉)の研修を行った。
掃海艇の研修では、艇内食堂において艇長から歓迎の言葉に続いて「海上自衛隊の掃海艇が日ごろどのような任務を遂行しているのか、本日の研修を通じて御理解いただければと思います」とあいさつ、その後、掃海艇の任務、苅田港で発見された旧日本軍の老朽した化学兵器の密閉容器への収納作業協力、関門海峡周辺海域における爆発性危険物の揚収作業等について説明を受けた。説明終了後、粥川会長から、基地研修に対する感謝の言葉が述べられた。引き続いて、掃海艇の艦橋、20mm機関砲、機雷処分具等を隊員の案内で見学、掃海艇に対する理解を深めた。特に、20mm機関砲の見学においては、先ごろの不審船事案で海上保安庁が対処した機関砲と同型のものを備えていることから会員たちは、興味津々で、照準器を覗いて、射撃手気分を味わった。また、本日研修に参加した会員のほとんどが主婦であることから、掃海艇の調理への関心が高く、献立の種類や金曜日の昼食は全国的にカレーライスであること等々の説明を受けていた。
昨日の冬の気候とは打って変わった春のうららかな日差しの中で掃海艇の研修を終えた会員たちは艇長らの見送りを受けて部隊を後にした。