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日米豪比共同訓練の実施について

 護衛艦「あけぼの」は、南シナ海において、日米豪比4か国による海上協同活動(Maritime Cooperative Activity)として、日米豪比共同訓練を実施しました。
本共同訓練には、米海軍沿海域戦闘艦「モービル」、P-8A哨戒機、オーストラリア海軍フリゲート「ワラマンガ」、オーストラリア空軍P-8A哨戒機、フィリピン海軍フリゲート艦「アントニオ・ルナ」、哨戒艦「ヴァレンティン・ディアズ」、同「グレゴリオ・デル・ピラー」及び対潜ヘリが参加しました。
 同艦長の外川久人2等海佐は、「本共同訓練を通じて、本艦の戦術技量の向上及び参加した各国海空軍との連携強化を図りました。我が国の重要な海上輸送路の一つである南シナ海における日米豪比海空軍種の協調した行動によって、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けた各国共通の強固な意志を示すことができたものと考えます。本艦は、様々な不測事態に即応できる態勢を維持しつつ以後の任務に従事します。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。