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自衛艦隊司令官による派遣海賊対処行動航空隊及び同支援隊の視察について

 自衛艦隊司令官 齋藤聡海将は、ジブチ共和国に活動拠点を置く派遣海賊対処行動航空隊及び同支援隊を視察し、派遣隊員を激励しました。
 齋藤司令官は、派遣隊員に対し、「昨年末、『中東・アフリカ地域における在外邦人等の安全確保等に関する政府の取組』が閣議決定された。これにより、海賊対処任務及び中東方面における情報収集活動に加え、新たな任務が付与され、派遣海賊対処部隊への期待が一層増している。このような情勢下での各隊員の活動は、国内のみならず、世界各国からも高く評価されている。各隊員には、引き続き、これまでの活動で果たしてきた役割と成果に大いなる誇りと自信を持ち、各隊員の存在そのものが、我が国の国益を体現しているとの思いの下、使命感を新たに、これからも任務に邁進してもらいたい。」と訓示しました。
 そして、齋藤司令官は、各部隊指揮官から現状報告を受けた後、派遣されている陸海空自の曹士隊員と懇談し、日本から遠く離れた異国の地における勤務環境、生活状況、余暇の過ごし方等について聞き取り、勤務・生活環境等の更なる改善を約束するとともに、活躍が顕著な隊員に対し、チャレンジコインを授与しました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に寄与しています。