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米中央軍海上部隊司令官・米海軍第5艦隊兼連合海上部隊司令官との懇談について

 自衛艦隊司令官 齋藤聡海将は、バーレーン王国を訪問し、米中央軍海上部隊司令官・米海軍第5艦隊兼連合海上部隊司令官ジョージ・ワイコフ中将と懇談しました。冒頭、齋藤司令官は、中東地域における海上自衛隊の活動への理解と支援について謝意を伝えました。
 両司令官は、紅海からアデン湾におけるイエメンのホーシー派による商船への攻撃やソマリア沖・アデン湾における海賊行為は、中東・アフリカ地域の情勢悪化にとどまらず、国際社会の平和と繁栄に対しても深刻な脅威であるとの共通認識の下、この地域においても日米海軍種が強固な連携と高い相互運用性を維持・向上させていくことで一致しました。
 また、齋藤司令官は、自衛艦隊の今後の部隊運用を見据え、米海軍第59任務部隊を訪れ無人機及び無人艇を視察・研修しました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に寄与しています。