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日米韓共同訓練(護衛艦「きりさめ」)の実施について

 11月26日、護衛艦「きりさめ」は、米海軍空母「カール・ヴィンソン」、駆逐艦「スタレット」、「キッド」及び韓国海軍駆逐艦「セジョン・デワン」とともに、東シナ海において日米韓共同訓練を実施しました。
 日本側指揮官を担任した第4護衛隊司令 牧孝行1等海佐は、「我が国周辺において力による一方的な現状変更の試みが依然として継続している中、本共同訓練では、強力な打撃力を有する米海軍空母打撃群及び高い防空能力を有する韓国海軍イージス艦とのハイエンドな各種戦術訓練を演練し、本部隊の戦術技量の向上並びに米海軍及び韓国海軍との連携強化を図りました。引き続き、海上自衛隊は、国際秩序に反する行為を許容しない安全保障環境の創出に向けて、米韓海軍と強固に連携してまいります。」と述べました。
 本共同訓練は、我が国を取り巻く安全保障環境がより一層厳しさを増す中、地域の安全保障上の課題に対応するための日米韓3か国協力を力強く推進するものであり、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くという3か国のコミットメントを示すものです。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。