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日米豪共同による情報収集・警戒監視・偵察(ISR)の実施について

 11月19日~20日、P-1哨戒機は、米海軍・豪空軍P-8A哨戒機とともに、我が国周辺の海空域において、日米豪共同による情報収集・警戒監視・偵察(ISR:Intelligence, Surveillance, and Reconnaissance)を実施しました。
 我が国を取り巻く安全保障環境を踏まえると、常続的な監視態勢を確保し、隙の無いISRを実施することは不可欠であり、同盟国や同志国と連携した共同ISRは、抑止力を向上させる観点から、極めて重要です。
 日米豪間におけるISR協力の強化は、本年6月の日米豪防衛相会談等においても確認されており、今般の共同ISRは、3か国の相互運用性が向上し、より一層緊密な連携が可能となったことを示し、大きな意義を有します。
今後も、自衛艦隊は、こうした取組を通じ、我が国の防衛にとって重要な能力の更なる向上を図るとともに、日米豪3か国による安全保障・防衛協力の深化に寄与してまいります。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。