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令和5年度海上自衛隊演習(実動演習(共同演習))の終了について

 11月10日~20日、自衛艦隊は、令和5年度海上自衛隊演習(実動演習(共同演習))を実施しました。
 本演習は、グレーゾーンから武力攻撃事態までの一連の状況を想定し、指揮官の戦術判断及び部隊運用要領を演練し、海上自衛隊の任務遂行能力の向上を図りました。また、海上部隊は、米豪加軍との各種戦術訓練を通じて、部隊の戦術技量、相互運用性の向上及び初めてオブザーバーとして参加した比軍を含め米豪加比軍との連携の強化を図りました。力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境の創出に向けて、今後も防衛態勢を不断に強化するとともに、共通の価値観を有する同盟国・同志国との連携を強化し、多国間による安全保障態勢の構築に積極的に取り組みます。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、強力な日米同盟の抑止力・対応力に基づく我が国の防衛に加え、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働し、インド太平洋地域の平和と安定に誠実に貢献しています。