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自衛艦隊司令官の防衛装備庁下北試験場への研修について

 10月19日、自衛艦隊司令官 齋藤聡海将は、防衛装備庁下北試験場を訪問し、最新の装備品開発の現状について研修しました。
 自衛艦隊では、将来の戦闘に備え、防衛装備庁等と綿密に連携し、海上自衛隊に必要な装備品の研究開発を進めています。これに伴い、この度、下北試験場では、陸上装備研究所が実施する「レールガン」の開発状況を確認しました。
 また、自衛艦隊は、このような新たな装備品の研究開発に際して、自衛艦隊隷下の開発隊群に所属する試験艦「あすか」を活用しています。同艦は、平成7年(1995年)3月の就役以降、約28年間にわたり海上自衛隊の艦艇に搭載する様々な装備品を実装して、各種試験を実施してきました。最近では、防衛装備庁が実施した長射程対空ミサイルの実発射試験に関する協力や「レールガン」の洋上における実発射試験にも協力しています。
 このように、自衛艦隊は新たな装備品の開発にも積極的に取り組み、領土領海と国民の皆様を守り抜くための防衛体制の構築を継続しています。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。