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日米豪加新共同訓練(護衛艦「あけぼの」:ノーブル・カリブー)の実施について

 10月23日、第46次派遣海賊対処行動水上部隊 護衛艦「あけぼの」は、米海軍駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」、オーストラリア海軍フリゲート「ブリスベン」、カナダ海軍フリゲート「オタワ」、ニュージーランド海軍フリゲート「テマナ」とともに、南シナ海において日米豪加新共同訓練(ノーブル・カリブー)を実施しました。
 同艦長の外川久人2等海佐は、「訓練参加国は、ともに太平洋に長い海岸線を有する海洋国家であるとともに、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて、法の支配に基づく国際秩序を維持しようとする同志国です。本共同訓練を通じて、本艦の戦術技量の向上及び参加国海軍との連携の強化を図るとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出しようとする参加国の強い意思と能力を体現できたと考えています。本艦は、様々な不測事態に即応できる態勢を維持しつつ、以後の任務に従事します。」と述べました。
 また、同艦は、10月20日~23日、シンガポールのチャンギ海軍基地に寄港し、補給・休養を実施するとともに、米海軍第7駆逐艦戦隊司令ショーン・ルイス海軍大佐への表敬訪問、同海軍沿海域戦闘艦「ガブリエル・ギフォーズ」見学等、シンガポールに展開する米海軍将兵と交流し、友情を確かめました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。