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日米共同訓練(ILEX23-6:Interchangeable Logistics Exercise 2023-6)の実施について

 10月6日~8日、補給艦「おうみ」は、米海軍油槽船「アカディア・トレーダー」とともに、佐世保港及び九州西方海域において、日米共同訓練(ILEX23-6:Interchangeable Logistics Exercise 2023-6)を実施し、戦術技量及び米海軍との相互運用性の向上を図りました。
 本訓練は、日米海軍種が洋上補給を相互補完し得る能力の保持を目的に定期的に実施しているものです。
 同艦長の榎谷真一1等海佐は、「今回の訓練は、米海軍油槽船から本艦に対し艦艇用燃料を洋上において補給するためのものであり、米海軍油槽船と海上自衛隊艦艇との初めての共同訓練となりました。また、洋上における補給作業を安全に実施するため、本訓練に先立ち、佐世保港の岸壁において機材や要領等の安全性を事前に検証しています。このように、日米のロジスティクス部門は、長期にわたる強固な同盟関係の下でより効果的かつ効率的に柔軟に運用され、実動部隊の活動を相互に支援しています。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・友好国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。