NEWS

令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23)部隊第1水上部隊 護衛艦「いずも」の帰国について

 9月12日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23:The Indo-Pacific Deployment 2023)第1水上部隊の護衛艦「いずも」は、母基地の横須賀に帰国しました。
 帰国に際し、自衛艦隊司令官 齋藤聡海将は、「第1水上部隊は、インド太平洋地域の国々への訪問、各国海軍との共同・親善訓練の実施に加え、米豪主催多国間共同訓練タリスマン・セイバー23への参加等、様々な活動に従事し、同盟国・同志国との強固な信頼関係を醸成した。また、これらの活動を通じ、『力による現状変更の試みは許さない』という我が国の強い意志と、志を同じくする国々との強い絆を世界に示すことにより、望ましい安全保障環境の創出に大きく貢献した。これらは、各隊員が、『日本国海上自衛隊の代表』という強い使命感を持ち、各々の職責に最善を尽くした賜物であり、諸官らに心から敬意を表する。」と訓示するとともに、各隊員のご家族、ご友人に対して、「皆様方の温かいご支援と深いご理解がなければ、任務を完遂することができませんでした。」と感謝の意を伝えました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平 洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働してインド太平洋海域の平和と安定に寄与しています。