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令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23)第1水上部隊 護衛艦「しらぬい」のトンガ王国ヌクアロファへの寄港及び日トンガ親善訓練について

 8月28日~30日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23:The Indo-Pacific Deployment 2023)第1水上部隊の護衛艦「しらぬい」は、トンガ王国ヌクアロファに寄港し、宗永健作駐トンガ日本国特命全権大使、シオネ・ウラカイ トンガ王国国防軍副司令官への表敬訪問を行うとともに、トゥポウトア・ウルカララ トンガ王国皇太子を招いての艦上レセプション、トンガ海軍とのスポーツ交流(タッチラグビー)、トンガ王国王宮府職員及びトンガ海軍調理員とのシェフ交流、大使館職員及びJICA職員に対する特別公開、また、トンガ王国周辺海域において、トンガ王国海軍哨戒艇「ガーハウ・コウラ」とともに、日トンガ親善訓練を実施しました。
 「しらぬい」艦長の南和宏2等海佐は、「本訓練のみならず、8月29日には、『パシフィック・パートナー2023』の一環としてトンガ王国海軍の立入検査部隊及び米国沿岸警備隊の違法・無報告・無規制(IUU:Illegal、Unreported、Unregulated)漁業取締関連アドバイザーとともに、立入検査訓練を実施しました。これらの訓練を通じて、本艦の戦術技量及びトンガ王国海軍との友好親善及び相互理解の増進を図ることができました。今後も、同盟国・同志国等との連携を強化するとともに、相互理解を増進し、わが国にとって望ましい安全保障環境の創出に寄与していきます。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。