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自衛艦隊司令官のフィリピン海軍司令官への表敬、日米比艦隊司令官懇談等への参加について

 8月27日、自衛艦隊司令官 齋藤聡海将は、米第7艦隊司令官カール・トーマス中将と、ホセ・アンドラダ比海軍基地においてフィリピン海軍司令官トリビオ・アダチJr中将を表敬訪問するとともに、フィリピン海軍艦隊司令官レナト・デイビッド少将との日米比艦隊司令官懇談を実施しました。
 同懇談において、各艦隊司令官は、日比両国の同盟国である米国を中心に3か国の共同訓練及び情報共有を強化するとともに、フィリピン海軍の能力向上に向けた各種取り組みを日米が支援すること等で一致しました。
 齋藤司令官は、「今回初めて実施した日米比艦隊司令官懇談では、非常に建設的な意見交換ができました。自衛艦隊は、フィリピン海軍が求める分野の能力向上に関して最大限協力するとともに、海上自衛隊の訓練にもフィリピン海軍将兵にオブザーバーとして参加してもらう等の日比海軍種の防衛協力の強化に努めてまいります。」と述べました。
 また、齋藤司令官は、越川和彦 駐フィリピン日本国特命全権大使と「いずも」における艦上レセプションを共催し、各国参加者との相互理解及び友好関係を深めました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛に万全を尽くすとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境の創出に努め、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。