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日米韓共同訓練(BMD)について

 8月29日、護衛艦「はぐろ」は、米海軍駆逐艦「ベンフォールド」及び韓国海軍駆逐艦「ユルゴク・イ・イ」とともに、東シナ海において日米韓共同訓練を実施しました。
 同艦長の富松智洋1等海佐は、「本訓練は、日米韓のイージス艦がネットワークを連接し、弾道ミサイル情報共有訓練を含む各種戦術訓練を演練したものであり、弾道ミサイル等の対処に係る戦術技量及び日米韓による共同対処能力の向上を図ることができました。」と述べました。
 北朝鮮が弾道ミサイル技術等を使用した発射試験を強行することは、我が国、地域、国際社会の平和と安全を深刻に脅かすものであり、断じて許されるものではありません。
このような日米韓3か国による共同訓練は、我が国を取り巻く安全保障環境がより一層厳しさを増す中、地域の安全保障上の課題に対応するための3か国の協力を推進するものであり、共通の安全保障と繁栄を保護するとともに、ルールに基づく国際秩序を強化していくという3か国の強力なコミットメントの意思を示すものです。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、同盟国・同志国と協働して、法の支配に基づく海洋秩序の維持に努め、インド太平洋地域の平和と安定に寄与しています。