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日米豪比共同訓練への参加について

 8月24日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23:The Indo-Pacific Deployment 2023)第1水上部隊の護衛艦「いずも」及び「さみだれ」は、マニラ周辺海空域において、米海軍沿岸域戦闘艦「モービル」、豪海軍強襲揚陸艦「キャンベラ」、同海軍フリゲート艦「アンザック」、同空軍F-35A戦闘機及びフィリピン海軍揚陸艦「ダバオ・デル・スール」とともに、日米豪比共同訓練を実施し、海上自衛隊の戦術技量及び米豪比軍との連携の強化を図りました。
 IPD23第1水上部隊指揮官の第1護衛隊群司令 西山高広海将補は、「ASEANが発表した「インド太平洋に関するASEANアウトルック」(AOIP)と我が国の「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)は本質的に多くの共通点を有しており、我が国はAOIPを全面的に支持しています。日米同盟の抑止力・対処力の強化、豪海軍との相互運用性の向上に加え、日比海軍種関係の防衛協力を着実に深化させ、地域の平和と安定及び海洋秩序の維持・強化に向け共に取り組んでまいります。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。