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令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23)第1水上部隊 護衛艦「いずも」のオーストラリア ダーウィンへの寄港及びシップライダープログラムの完了について

 8月13日~15日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23:The Indo-Pacific Deployment 2023)第1水上部隊の護衛艦「いずも」は、オーストラリア連邦ダーウィンに寄港し、タナワラ海軍基地隊司令MOSES RAUDINO海軍大佐を表敬訪問する等の各種交流行事を実施し、同国との友好関係の深化及び信頼醸成を図りました。
 「いずも」艦長 城武昌1等海佐は、「本寄港地において、ASEAN・太平洋島嶼国・東ティモールからのシップライダープログラム(約1週間)を終了しました。今回のプログラムでは、海洋に関する国際法セミナー、SH-60K哨戒ヘリへの体験搭乗、人道支援・災害救助(HA/DR)に関するセミナー及び意見交換等を実施し、「法の支配」に基づく海洋安全保障に係る認識共有、能力構築支援及び相互理解・人的ネットワーク構築の促進を図ることにより、地域の安定に寄与することができたと考えます。海上自衛隊は今後も、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて、東南アジア諸国及び太平洋島嶼国との対話と協力を継続し、インド太平洋地域の安全保障上の課題に共に取り組んでまいります。」と述べました。
   自衛艦隊は、即応態勢を維持し、わが国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。