NEWS

日米印豪共同訓練(マラバール2023)(停泊行事)への参加について

 8月11日~15日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23:The Indo-Pacific Deployment 2023)第1水上部隊の護衛艦「しらぬい」は、オーストラリアのシドニーに寄港し、日米印豪共同訓練(マラバール2023)停泊行事に参加しました。
 日米印豪共同訓練(マラバール)は、1992年(平成4年)に米印の2国間訓練として始まり、オーストラリアは2020年(令和2年)から、海上自衛隊は2007年(平成19年)以降、参加しています。なお、今回の訓練は、オーストラリアが初めて主催国となりました。
 マラバール演習の開会式に参加した自衛艦隊司令官 齋藤聡 海将は、「日米印豪の4か国は、自由、民主主義、法の支配といった普遍的価値を尊重するとともに、国際法を始めとする国際社会のルールを重視し、力を背景とした一方的な現状変更の試みには一致団結して反対する同志です。今回の演習を通じて、日米印豪の友情が一層深まるとともに、我々の努力の積み重ねが国際社会の安定と繁栄の礎となることを切に祈念しています。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、わが国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。