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令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23)第1水上部隊 護衛艦「しらぬい」のソロモン諸島ホニアラへの寄港及び日ソロモン親善訓練について

 8月3日~4日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23:The Indo-Pacific Deployment 2023)第1水上部隊の護衛艦「しらぬい」は、ソロモン諸島ホニアラに寄港しました。同部隊指揮官の第1護衛隊群司令 西山高広海将補は、三輪芳明駐ソロモン日本国特命全権大使を表敬訪問するとともに、Pacific Islands Forum Fisheries Agencyへの研修等の交流行事を実施し、同国との友好関係及び信頼醸成の深化を図りました。
 また、寄港中、戦没者の御遺骨の引渡式が行われ、この度、「しらぬい」により7柱が日本帰還の途に就かれました。海上自衛隊は、引き続き、厚生労働省と連携して、遺骨収集事業に協力してまいります。
 出港後、同部隊は、ソロモン諸島海上警察の立入検査部隊との日ソロモン親善訓練を実施し、戦術技量の向上、ソロモン諸島海上警察との友好親善及び相互理解の増進を図りました。
 西山海将補は、「今回の寄港及び親善訓練を通じて、ソロモン諸島との友好関係をさらに深めることができ、大変嬉しく思います。海上自衛隊は今後も、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて、地域の安全保障上の課題に対処するため、この地域へのコミットを重視し、太平洋島嶼国との対話と協力の推進に寄与してまいります。」と述べました。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、強力な日米同盟の抑止力・対処力に基づく我が国の防衛に万全を期すとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。