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令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23)第1水上部隊 護衛艦「しらぬい」のパラオ共和国コロールへの寄港及び日パラオ親善訓練について

 7月26日~27日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23:The Indo-Pacific Deployment 2023)第1水上部隊の護衛艦「しらぬい」は、パラオ共和国コロールに寄港し、ウドッチ・センゲバウ・シニア副大統領、上院・下院副議長及び政府高官が来艦される等の各種交流行事を実施し、同国との友好関係の深化及び信頼醸成を図りました。また、「しらぬい」は、出港後、パラオ海上保安局巡視船「ケダム」との日パラオ親善訓練を実施し、戦術技量の向上、友好親善及び相互理解の増進を図りました。
 なお、訓練に参加した同巡視船は、同国の警備能力強化のため日本が供与した船舶であり、日パラオ両国の友好の象徴となっています。
 IPD23第1水上部隊指揮官の第1護衛隊群司令 西山高広海将補は、「今回の寄港及び親善訓練を通じて、パラオ共和国との友好関係をさらに深めることができ、大変嬉しく思います。海上自衛隊は今後も、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて、太平洋島嶼国との対話と協力を継続し、地域の安全保障上の課題に対処してまいります。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、強力な日米同盟の抑止力・対処力に基づく我が国の防衛に万全を期すとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。