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EU海上部隊(スペイン海軍)との海賊対処共同訓練について

 7月22日、第45次派遣海賊対処行動水上部隊の護衛艦「いかづち」は、EU海上部隊(スペイン海軍フリーゲート「ナバラ」)とアデン湾西部において海賊対処共同訓練を実施しました。
 この訓練は、今年3月に統合幕僚長とEUアタランタ作戦司令官との間で署名された、日EU海賊対処共同訓練に係る取決に基づくものです。 「いかづち」艦長 田中宏明2等海佐は、「今回の訓練を通して、本部隊の戦術技量の向上及びEU海上部隊(スペイン海軍)との連携の強化を図ることができました。また、今回の訓練は、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて、日本と同盟国・同志国が法の支配に基づく国際秩序を維持しようとする強い意思と能力を体現するものであったと考えています。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、わが国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。