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日印共同訓練(JIMEX2023)について

7月5日~10日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23:The Indo-Pacific Deployment 2023)第1水上部隊の護衛艦「さみだれ」は、ビシャカパトナム港及びベンガル湾周辺海空域において、インド海軍駆逐艦「デリー」、コルベット艦「カモルタ」、補給艦「シャクティ」、潜水艦、P-8I哨戒機、DORNIER-228多用途機等との日印共同訓練(JIMEX2023)を実施し、戦術技量及びインド海軍との相互運用性の向上を図りました。
なお、「さみだれ」は、7月5日~7日までの間、ビシャカパトナムに寄港し、インド海軍と艦艇相互訪問、艦上レセプション、スポーツ交流等の各種交歓行事を実施し、友好親善及び相互理解の増進を図りました。
IPD23第1水上部隊指揮官の第1護衛隊群司令 西山高広海将補は、「2022年、日本とインドは外交樹立70周年を迎え、今後も100周年の未来構築に向け安全保障のみならず、政治、経済、文化、スポーツと幅広い分野で積極的な交流が進んでいます。その一員として寄港できましたことを大変光栄に思います。海上自衛隊はインド海軍との各種共同訓練を通じ、高い連携力を示し、共通の価値観及び戦略的利益を共有し強化してきました。両国の一層強固なパートナーシップと、日印の目標である『自由で開かれたインド太平洋』実現のため尽力して参ります。」と述べました。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋海域の平和と安定に寄与しています。