NEWS

日米豪韓共同訓練(パシフィック・ヴァンガード2023)について

 7月1日~10日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23:The Indo-Pacific Deployment 2023)第1水上部隊の護衛艦「しらぬい」及び潜水艦は、グアム島周辺海空域において、米海軍駆逐艦「ハワード」、潜水艦、貨物弾薬補給艦「セザール・チャベス」、P-8A哨戒機、米海兵隊第3海兵機動展開部隊第5航空艦砲連絡中隊、豪海軍司令部幕僚、韓海軍駆逐艦「ムンム・デワン」とともに、日米豪韓共同訓練(パシフィック・ヴァンガード2023)を実施しました。本共同訓練では、対水上・対地射撃、対水上戦、対潜戦等に関する各種戦術訓練を実施し、戦術技量の向上及び参加国海軍との連携強化を図りました。
 「しらぬい」艦長の南和宏2等海佐は、「日米豪韓共同訓練(パシフィック・ヴァンガード)は2019年から実施されており、今回で6回を数えます。また、この共同訓練は、国際公共財である海洋へのアクセスの自由と安定を維持するため、複雑で脅威度の高い環境下における日米豪韓の共同対処能力向上を目的とした訓練です。本訓練を通じて、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けた参加国間の連携態勢が一層強化され、インド太平洋地域の平和と安定、海洋秩序の維持・強化に寄与できたものと確信しています。」と述べました。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、同盟国・同志国海軍と連携して、インド太平洋海域の平和と安定に貢献しています。