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試験艦「あすか」について

 7月6日、試験艦「あすか」は、和歌山港等における艦艇広報のため、横須賀基地を出港しました。試験艦「あすか」は、平成7年(1995年)3月の就役以降、約28年間にわたり海上自衛隊の艦艇に搭載する様々な装備品を実装して、各種運用試験を実施してきました。
 今回の「あすか」の行動には、「技術評価開発隊」初代司令に就任した大平義隆1等海佐が乗艦して指揮を執っています。大平1佐は、装備品の管理や研究開発等を主として行う「艦艇装備幹部」です。
 同司令は、「試験艦『あすか』は、7月9日10時~16時に和歌山港において一般公開を実施する予定です。これまで、海上自衛隊の様々な装備品開発に携わった海自で唯一の試験艦を是非、実際にご覧ください。また、海上自衛隊の多様な職域構成に関しても、乗員や地方協力本部の隊員に直接お問い合わせください。多くの皆様の御来艦をお待ちしています。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。