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日伊共同訓練について

 7月1日~3日、第45次派遣海賊対処行動水上部隊の護衛艦「いかづち」は、バーレーン王国のミナサルマンに寄港しました。
 7月3日、補給艦「はまな」は、イタリア海軍フリゲート艦「フランチェスコ・モロジーニ」とともに、東シナ海において日伊共同訓練を実施しました。
 「はまな」艦長の堀部成由2等海佐は、「本訓練を通じて、本艦の戦術技量の向上及びイタリア海軍との連携の強化を図りました。『フランチェスコ・モロジーニ』は、イタリア海軍が誇る最新鋭艦であり、共に活動できたことを大変誇りに感じています。同艦の安全な航海を祈念して、心を込めた帽振れで見送りをしました。」と述べました。
 イタリアは、「自由で開かれたインド太平洋」を共に推進しようとする重要なパートナーです。海上自衛隊は、アデン湾・ソマリア沖海域における海賊対処活動を含め、機会を捉えてイタリア海軍との共同訓練等を実施して、日伊防衛協力の更なる深化を図っています。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。