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日豪共同訓練(トライデント23)について

 6月24日~25日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23:The Indo-Pacific Deployment 2023)第1水上部隊の護衛艦「いずも」及び「さみだれ」は、南シナ海において、豪海軍フリゲート艦「アンザック」及び豪空軍P-8A哨戒機とともに、日豪共同訓練(トライデント23)を実施し、戦術技量及び豪海空軍との相互運用性の向上を図りました。
 IPD23第1水上部隊指揮官の第1護衛隊群司令 西山高広海将補は、「我が国と同じく米国の同盟国であるオーストラリアは、普遍的価値のみならず安全保障上の戦略的利益を共有する、インド太平洋地域の『特別な戦略的パートナー』です。海上自衛隊と豪軍との関係はかつてないほど強固で重要なものとなっており、インド太平洋地域の安全保障環境の改善に向けて、海上自衛隊は豪海軍との相互運用性の更なる向上、相互理解の一層の増進を推進してまいります。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。