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日豪キリバス親善訓練について

 6月24日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23:The Indo-Pacific Deployment 2023)第1水上部隊の護衛艦「しらぬい」は、海上保安庁モバイルコーポレーションチーム及びオーストラリア海事サービスアドバイザーが乗船し能力向上支援中のキリバス共和国警察巡視船「テアノアイⅡ」との日豪キリバス親善訓練を実施し、部隊の戦術技量の向上及び相互理解の増進を図りました。
 「しらぬい」艦長の南和宏2等海佐は、「今次訓練では、海上保安庁と豪州政府が連携して同国警察に対する海洋法執行関連の能力向上支援を実施しています。このような国際連携による取り組みが、キリバスにおける海洋の平和的な安定利用となり、ひいては太平洋州地域全体の平和と安定につながることを期待しています。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋海域の平和と安定に寄与しています。