NEWS

日米加仏共同訓練(ノーブル・タイフーン)について

 6月10日~14日、IPD23第1水上部隊の護衛艦「いずも」及び同「さみだれ」は、米海軍「ロナルド・レーガン」空母打撃群、カナダ海軍フリゲート「モントリオール」及び仏海軍フリゲート「ロレーヌ」とともに、沖縄南方海域から南シナ海に至る海空域において日米加仏共同訓練(ノーブル・タイフーン)を実施しました。
 なお、本訓練は、米国が、インド太平洋地域における同盟国、パートナー国等との連携強化を目的として計画した米国主催大規模広域訓練2023(LSGE23)の一環として実施したものです。
 IPD23第1水上部隊指揮官の第1護衛隊群司令 西山高広海将補は、「フランス海軍とカナダ海軍は、「自由で開かれたインド太平洋」をともに実現しようとする重要な同志国海軍です。今回の共同訓練を通じて、本部隊の戦術技量及び参加国海軍との連携の強化を図ることができました。また、今回の多国間訓練は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、日本と同盟国・同志国が法の支配に基づく国際秩序を維持しようとする意思と能力を体現するものであったと考えています。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、わが国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。