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日米仏共同訓練(Multi Big-Deck Event)について

 6月8日~10日、IPD23第1水上部隊の護衛艦「いずも」及び同「さみだれ」は、米海軍「ロナルド・レーガン」空母打撃群、同「ニミッツ」空母打撃群、米空軍B-52戦略爆撃機、仏海軍フリゲート「ロレーヌ」及び航空自衛隊F-15戦闘機とともに、沖縄東方海域において日米仏共同訓練(Multi Big-Deck Event)を実施しました。
 なお、本訓練は、米国が、インド太平洋地域における同盟国、パートナー国等との連携強化を目的として計画した米国主催大規模広域訓練2023(LSGE23)の一環として実施したものです。
 IPD23第1水上部隊指揮官の第1護衛隊群司令 西山高広海将補は、「本部隊にとって出国後初めての多国間訓練であり、強い絆で結ばれている米軍に加え、重要で志を同じくするフランス海軍との連携を強化する機会を得たことに、大きな喜びと心強さを感じています。今回の共同訓練を通じて、本部隊の戦術技量及び海空協同作戦能力の向上並びに参加国海軍等との連携の強化を図ることができました。また、今回の多国間訓練は、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて、日本と同盟国・同志国がインド太平洋地域に対する関与を継続する意思と能力を体現するものであったと考えています。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、わが国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。