オランダ国防参謀長の来訪について

　４月１８日、自衛艦隊司令官 齋藤聡海将は、オランダ国防軍参謀長オンノ・エイヘルセイム空軍大将の来訪を受けました。
　オランダは、我が国と４００年以上の歴史的関係を有し、基本的価値を共有する戦略的パートナーです。また、最近では、２０２１年に同国フリゲート「エファーツェン」が英空母打撃群に加わり、インド洋及び我が国周辺海域において、自衛隊との多国間共同訓練に参加し、その際には横須賀基地へ親善寄港するなど防衛交流を積み重ねています。
　懇談では、グローバルな安全保障上の課題について認識を共有し、一方的な現状変更の試みに強く反対する立場を確認するとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、今後も日蘭、多国間の枠組みでの防衛協力・交流を推進していくことで一致しました。
　自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛に加えて、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、同盟国・同志国軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。

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